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6/22/2024, 10:44:26 AM

日常…

起床して就寝するまで無事に過ごせたら
それで 幸せな事だという事を 知っている
平凡で 穏やかで 特出する変化もなく
つまらないなぁ とぼやく日々が 実は 幸せ

日常が きちんと規則正しく動いていないと
すぐあっという間に 非日常になる事がある
些細な出来事 通常運転じゃない生活
それは すぐに 日常が壊されてしまう

怪我をする 病気になる 何かを失う
悲しいことばかりだけじゃなく
旅に出る 新しい出会いがある 未知を知る
朝起きてからの自分自身のルーティンが
そんな小さな事から 次第に崩れていく
そうじゃなきゃ 人生は本当につまらない

毎日 何かを見つけて 何かに心躍り 
何かと出会い 何かを諦め 何かに夢中なる
もうほら すでに非日常になっている
だからこそ 普段通りのリズム 生活の流れ
いつも通りの状態が いかに 自分を
取り巻き 落ち着いた空間に導いている事か!

つい口から出る つまらないなぁのぼやきは
日常の 小さな変化や事件をキャッチする
気持ちや気分じゃないだけ なんだよなぁ
何か面白い事ないかなぁ と呟いているだけじゃ
受け取れるモノも 受け取れないや

無事に一日を過ごせる当たり前の日常を
大切に 寝る間際 自分にも大事な人にも
見知らぬ誰かにも
お疲れ様でした 明日の日常も無事に
過ごせますように…と 願う

だってね
日常の有り難さは 失って初めて その
大切さに 気付くもんなんだもの




*読んで下さり ありがとうございます*

6/21/2024, 10:51:00 AM

好きな色…

496色+604色
と言われている 日本の和の色 伝統色
赤系 緑系 茶系 青系 黄系 紫系 黒白系
私は 特に 緑系に目がない
色には名前がついていて どの系統の色もとても
愛らしい名前が 多い

翡翠色 苔色 千歳緑 青竹色 ちゃんと ただの
緑 もある

好きな色は 決められない
欲張りなんだ とても
その日の気分にもよるし 青から緑のグラデーションも ピンクから紫へのグラデーションも 好き

縁起のいい赤も
高貴な紫も
神聖な白も
それが似合うかどうかなんて関係ないんだ

身にまとうか 小物を持つか メイクに使うか
目に留まる建物を愛でるか
好きな人に 似合う色を着てもらって眺めるか
透明じゃない限り 色は無限大

私の好きな緑は シンプルに 葉の色
公園でも花屋でも どんな色彩にも添えられる緑色
ずっと 昔から好き
憧れの緑色
自分も どんな時もどんな人にもどんな場所でも
自然に 引き立てられるようなそんな人でありたい
そんな気持ちも ある

どんな色合いの相手でも 包みますよ
包み込みますよ
委ねて下さい 安心して
そんな緑に いつか なりたいわね

世界には様々なカラーが溢れている けれどやはり
日本の和の色を ちょっと覗いてみるのも
たまには いいですよ

ちなみに
誕生石や誕生花でもないけれど
今日6月21日の誕辰和色は 黄枯茶 ですって

とても 素敵な色です

何処かの街で 全身緑色の人を見かけたら
それ 私かもしれません




*読んで下さり ありがとうございます*

6/20/2024, 11:59:44 AM

あなたがいたから…

メンタルが強靭な人なんて いない
常に強気 恐れ知らず 人の目を気にしない
堂々としていて 曲がった事が大嫌い 芯が強い
いる
そういう人は いる

私は他人から『強いですね』と言われる事が多い
正々堂々真正面から かかってこい
そんなイメージが強いらしい
確かに あれ?それはどういう? はて? と
思った疑問は その場で聞かないと落ち着かない
たとえそれが 先輩でも上司でも先生でも他人でも
考え方や捉え方が 違っててもいい
ただ 自分とは違う事を 知りたい 解りたい
 
なので 敵が多い

でもそんな私にも その時 その時代 必ず
背中を押してくれるその時の あなたがいる

向かった先でバッサリ斬られても
これでもか!と影で意地悪されても
大勢の前で恥をかかされても
支えてくれる味方が いた

ぶつかってもがいて暴れてのたうち回って
頭ごなしで押さえつけられて それでも立ち向かう
私を何度も 励ましてくれた
どうにもならない事で泣きながら愚痴を言っても
黙って 聞いてくれた
あの時も あの時も

自分にとってのライバルも 同じ
あなたがいたから 頑張れた
お互いをライバル視して 負けるもんかと
張り合って 勝負して 悔しがったり
やられた!と認めたり

どんな時代もどん底に落ちていく時があって
そのたびに あなたは強いからと言われてしまう
それを 言わないあなたがいたから
その時の私を 解ってくれたから
救われた

私にとって あなたは たった一人の人じゃない

過去で側にいた あなた
今現在の側にいる あなた
未来の あなたは誰になるのか解らないけれど
いつも ありがとね
私も あなたがいたから…と言われるように
今 自分を磨くよ



*読んで下さり ありがとうございます*


6/19/2024, 11:15:43 AM

相合傘…

これまでの人生で何度 相合傘をさしたことか
天気予報で 雨が確実に降るならば
当然 持って行くよね 傘

突然の雨
どうする
建物の軒下で 雨宿り
軒下が無ければ とりあえず走る

どんな雨でも 濡れたくない
そう思っているのは 日本だけかもしれない
外国では 多少の雨でも気にしない か
そもそも雨模様なら フード付きの上着を着る

一本の傘を肩寄せ合ってさす相合傘は
お互いの人格が解ってしまうよね
どちらかの肩が ずぶ濡れ
隣の人が濡れないように傘を傾けているから

濡れるよ もっとこっちに寄りなよ と
肩を抱き寄せる人
え…それはちょっと…の 腰を引き寄せる人
好意ある相手なら 心臓が飛び出るほどの気持ち
そうじゃなきゃ 私なら
土砂降りの中でも 走って逃げるかな

普段でも天気に関係なく
女性を車道側からスムーズに歩道側へ
エスコート出来る人は 惚れちゃうよね
とても粋な人だ 年齢関係なく

なかなか滅多にお目にかかれないよね 相合傘
そんなシチュエーションも そう無い
だって 自分が傘を持っていなかったら
たいがい 走ってその場から去るもんね
たとえ 傘を持っていても 渡しちゃうかも
あの なんとも言えない傘の中の距離感
苦手だ

黒板によくイタズラで書かれた仲良くしていた
男の子との相合傘とその周りに書かれた
ハートマーク
もう それで勘弁してほしい

どうしたって あの距離感でお互いの肩が
濡れること 間違いないんだもの
やれやれ だよ


*読んで下さり ありがとうございます*



6/18/2024, 11:18:56 AM

落下…

高い所から 手を離す
それはゆっくりと くるりくるりと廻りながら
羽根のように ふわりと落ちていく

両手でやっと すくったそれは
手と手の隙間から静かに 緩やかに落ちていく

時にボールのように 軽やかにバウンドしながら
音を立てて落ちていく

大切にしていたにも関わらず うっかり目を離して
高くもない机から 滑るように落ちていく

つまんでいた力加減を間違えて落としてしまう

落ちた先は 拾える姿 拾えない姿
粉々になってしまったり
溶けて跡形もなかったり
何処に行ったか解らなかったり

自分自身が 体の中心からグウウウンと沈む
ああ 落ちている 落ちていく 止められない
落ちた先が 冷たくなければいいな
硬いコンクリートみたいじゃないといいな
せめて マシュマロのようなちょっと
暖かそうな 優しい器で受け止めて欲しいな

落下しても
手を広げて 受け止めてくれなくてもいいから
その場に 見上げて落ちてくる私を
待ってなくていいから
落ちていく私を 見ていなくていいから
勝手に 落下させて
落ちた地面が どうなっていたか
それを自分で確認して 決着をつけるから

叶わぬ恋心は
きっと どんなふうに落下しても
散ってしまうんだろうな
片思いで終わった恋心も 落下して風化していく
でも 恋に落ちる心がある限り
何度でも 落下して 落下して
いつか 優しいマシュマロの器に出会うんだ

それは 悪くない
落下冥利に尽きる って言ってやるんだ



*読んで下さり ありがとうございます*


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