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1/14/2024, 10:38:55 AM

どうして…

放つ時の音量や力加減、その場面で全ての意味が変わってしまう言葉。

純粋に何かを知りたい時
それをもっと掘り下げて教えて欲しい時

怒りに任せて厳しく放つ時、相手に対しての非難、責め立てる刃、その裏には傷ついて悲しい気持ちが隠されている

漠然と思う時
何故今ここに居るんだろう
何の目的があってここに居るんだろう
産まれてきた意味を問う時
自分自身に問う時

哀しみと苦しさと後悔が混じり合う時
もう二度とその答えを聞けないと悟った時

人は様々な場面で、呟く
どうして…と。

何故?どうして?と訪ねても必ず答えが返ってくるとは限らない
一生謎は謎のまま、解らないままの方が多いかもしれない
それでも、やっぱり考えてしまうし、答えを知りたいと願ってしまう

まだ何も知らず見るもの聞くもの触るもの全てに興味津々な幼い頃には戻れやしないのに
どうして空は遠いの?
どうして空は触れないの?
どうして星はピカピカ光るの?

どうしてこの世から居なくなったらもう会えないの?

それはね…
誰か 答えを教えてあげて




*読んで下さり ありがとうございます*

1/13/2024, 12:09:14 PM

夢を見てたい…

叶えるためのものなのか
叶えたいから見るものなのか
持っているだけでもいいのかな
持たないよりはまだましなのかな

夢とは自由な希望
夢とは肯定的な憧れ
夢とは必ずなきゃ駄目なものではない

そこに向かって日々鍛錬、努力、我慢、反省
ふっとよぎる
無理なんじゃないかという絶望的な気持ち
今日より明日、明日より明後日、それより先へ
近付かなければ手につかむことが出来ない
やり遂げた実感が感じられないんだ

どんな内容だって構わない
どんなに小さくても構わない
ひとつずつ確実にこなしていけばたどり着けるなら、やらないよりやったほうがいい
最初から諦めて投げ出すより、やってみて失敗したとしてもそれは、それで糧になる

誰かに非難されることでもない
誰かにバカにされることでもない
誰かと比べることでもない

夢を見れるってことは目の前の現実から逃避しているのとはわけが違うはず
焦って探す必要なんてない
何かに憧れてそうなりたい そうなれたならと思いをはせる…じゃあ何をどうすればいいんだ

それを考える事が
夢を見れる につながると思う

現実の日常からにじみ出る夢と
やっとの思いで眠りについて見る夢と
どちらの夢も たった一人の自分だけの夢
どちらも気軽に 誰かに話せたら素敵だよね



*読んで下さり ありがとうございます*




1/12/2024, 11:17:42 AM

ずっとこのまま…

喜怒哀楽の中に含まれるんだろう。
驚・憎・嬉・妬・悔・煽・侘・無・有・開・閉…。
人の感情は実に様々な表現に当てはめるもんだ。

ずっとこのまま、のあとに続く言葉は一体何になるんだろうか。

幸せな時間が止まって欲しい。
幸せな時間とは、
愛する人と離れたくない。
好きな人に告白された瞬間。
美味しいものをお腹いっぱい食べている時。
楽しい、今。
この歳のままでいたい。
やりがいのある事をしている。
人、それぞれの幸せの種類と大きさと重さがある。

私は、ずっとこのまま…見ていられる、見続けてみたいと思う事がある。
透明人間になれたなら、多分、一日中、側で椅子に座って眺めてしまうかもしれない。

それはね
職人の仕事、仕事姿、その技。
世の中には沢山の職人がいるけれど、例えば棟梁、大工、左官、鍛冶が手掛ける家造りの全て。

着物の生地を織る機織り職人。
着物の生地を染める職人。
日本刺繍を施す縫い職人。

和菓子職人。
パティシエ。
料理人。

硝子工房の職人。
アクセサリー、革製品を作る職人。
万年筆を調整する職人。
印鑑、表札を作る職人。
ピアノの調律師、ギターの修理する職人。

そんなに?ガン見する?近い!近い!
って職人に注意されるくらいの距離で見たい。
機械ばかりじゃなく、人の手によって仕上げられていく様子は、ずっとこのまま…残って欲しいと強く、願う。

ぼんやりと、ずっと見ていられるのは、小さな子が何か一生懸命にしている姿やリスのように頬に沢山食べ物を入れて、嬉しそうに食べている姿かな。

どっちもやっぱり透明人間でじっくり、じっとりと側で見たい気持ちは変わらない。
それをはたから見ている人は、私の感情が顔に出ているのをどんな気持ちで見るんだろう。

驚 かな。


*読んで下さり ありがとうございます*


1/11/2024, 10:34:07 AM

寒さが身に染みて…

寒いと何もかも、硬くなる。
猫背になるから、肩も凝る。
足元も凍っているから、転ばぬようにさらに猫背。
防寒していても、足先と指先は冷たい。

寒いと何もかも、縮まる気がする。
外が寒い。
帰宅しても誰も居ないと部屋が寒い。
吐く息が白い。
鼻も耳も寒くて赤い。

寂しいと余計に寒い。
心が…気持ちが…寒いと拍車をかけて極寒になる。
あぁ…寒さが身に染みる。
だめだ、だめだ、負けちゃいられない。
マイナスな思考は、体の芯まで体温をマイナスにしちゃうような感覚になる。
いかん!いかん!

『さむがりやのサンタ』の絵本のサンタのように、
暖かい風呂に入ろう。
ぽかぽかの体で芯を温めるものを食べよう。
一息、ご褒美に生姜を入れた甘酒を飲もう。
そうだ、それがいい。

どんなに寂しくても悲しくても寒くても、お腹が空くし、気にしなくても我慢しても、ぐううう…と盛大な音を出せる私、ん!大丈夫だ。

寒さが身に染みて心細くなったって、負けないぞ。
体も温まれば心も気持ちも、ホカホカと余裕が出てくるんだから、まだ続く冬を乗り切るぞぅ。
寒ささえも、楽しなくちゃ。



*読んで下さり ありがとうございます*

1/10/2024, 12:50:49 PM

20歳…

9歳から10歳になるのとは全く別世界だと想像していた。
19歳から20歳になっても自分の内側の変化は特に無かったけれど、ただひたすら、大人っていう響きに未知の憧れがあったな。

自分よりも年上の人を見ては、別世界が広がっているような気持ちで早く大人になりたい!いや、でも待って!まだなりたくない!と葛藤したりして。

成人になると、祝うのはいいとして、私はあんまりおめでたくはない気分が強かったな。
全てにおいて責任を取るってこと、甘えは許されない感じ、嫌だなと思っても我慢、愛想笑い、それって結構おめでたくはない。

でも今まで知らなかった社会の常識や自分が思っているより周りの大人に助けられてきた事実に気付いて、あっ今度は自分がこっち側の、人になっちまったんだなぁ…と痛感した。
最初から完璧に出来る人なんていないわけだし、知らない事だらけだし、そもそも完璧じゃなくてもいいわけで…教わろう!沢山!って思ったね。

道を歩いていると街路樹がバッサリ切られて切り株になっているのを見かけた時、
いつもの癖で年輪を数えた。
あぁやっぱり、私よりかなり先輩だったんだ。
神社の大木も、公園の桜や梅の木、しだれ柳が昔からそこに当たり前にどっしりと鎮座。
どの木も人生の先輩よね。
何年も何十年も何百年も、きっとそこで移り変わりを見てきたんだ、果てしない日々を淡々と。
答えてはくれなくとも、木に触れて聞きたくなる。
あなたの20歳には、世の中どんなふうだったの?と。

20歳を過ぎてだいぶ大人の経験値が高くなっちゃったけれど、まだね、知らない事って沢山あるのよね。
昔からあるものも大事、流行りも大事、価値観が変わっても今目の前にある大切なものを守る気持ちは、年齢関係なく、忘れたくないわぁ。

見た目は大人でも、中身がコドモの人っていい意味でも多いみたいね。

学ぶ事、大事…大事。


*読んで下さり ありがとうございます*

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