ぺんぎん

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2/2/2022, 12:21:28 PM

君は突然立ち止まった。
明るい上品な青。風にたなびいている。
米粒くらいの小さい花。
勿忘草、君みたいな花。

君は、振り返って笑った。
君はいつか、私の事を忘れちゃうのかな。
寂しそうに笑った。
そんなことないよ、
もし世界が君を忘れても僕は君を思い出すからね。

2/2/2022, 8:21:12 AM

ぷらぷらと脚を浮かせて地を蹴る
虚空を旅するの
きぃきい、音を立てて
若葉の香りがふわり
びゅんびゅん風を纏っていこう

1/31/2022, 11:18:53 AM

どこまででも、いつまでも。

まだ見ぬ景色を探して少し長い旅に出ないかい。
ぱんぱんに膨らんだ赤い風船と一緒に飛ばされて
ふわふわ、ゆらゆらと靡いてみたい。
海を越えて、雲を突き抜けてもっと遠くに。
花弁の舞う丘に行って、お花を摘んで。
甘くて、爽やかな香りを全身で感じたいんだ。

もっと遠くへ、現実に縛られていた身体を解き放つ。
旅路の果てに。もっと向こうへ行ってみようよ。

1/30/2022, 11:35:55 AM

人から、人へ。
手紙って、なんて美しいもの。
想いをたっぷりと込めて、貴方に届けたいから。
一通一通が、かけがえのないもので。
どんな内容、どんな想い。
そんなことは、知らないけれど。
それはきっと、きっと素敵なもの。
そんなものを届けるのが私の仕事。
今日もきっと私は、誰かと誰かを繋ぐのだ。

1/29/2022, 1:02:33 PM

誰よりも愛しい人。
飾らない君。
優しい君。
ドーナツを頬いっぱいにかぶりついて幸せそうに微笑む君が。
好きなんです。
僕はただただ幸せです。君が居てくれるから。
何度も言います。
君を愛しています。
そんなことを言っていると、急に気恥ずかしくなった。
僕の言葉を聞いた君は、色白な肌をほわっと赤らめる。そして。
甘ったるい紙パックのミルクコーヒーを口にしながら、また君は笑うのだ。
「ええ、よろこんで」  

愛、故に。


『ILOVE...』

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