どこまででも、いつまでも。まだ見ぬ景色を探して少し長い旅に出ないかい。ぱんぱんに膨らんだ赤い風船と一緒に飛ばされてふわふわ、ゆらゆらと靡いてみたい。海を越えて、雲を突き抜けてもっと遠くに。花弁の舞う丘に行って、お花を摘んで。甘くて、爽やかな香りを全身で感じたいんだ。もっと遠くへ、現実に縛られていた身体を解き放つ。旅路の果てに。もっと向こうへ行ってみようよ。
1/31/2022, 11:18:53 AM