NoName

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3/11/2026, 11:02:22 AM

#平穏な日常

―――

朝に目が覚めて
夜に目を閉じる

熱い珈琲で始まり
暖い牛乳で終わる

そんな、ルーティン

欠伸でも出てしまいそうな程、なんて事ない日々

でも、その隣には何時でも君が居て

当たり前ではなかった
手に入らないと思っていた光景が、今は手の中にある

それだけで「嗚呼、幸せだな」と思うのだ

3/10/2026, 11:13:55 AM

#愛と平和

―――

チュチュっと、小鳥の囀り
射し込む陽射しは、眩しすぎず温かい

軽く鼻を鳴らす音さえ聞こえる
穏やかな朝

すると、騒がしい足音と共に襖が開く

おたまを片手に、憎まれ口を叩く彼奴

その顔は不機嫌と言っているが、苺のエプロンを纏っているものだから何だか可笑しくて。

カラカラと肩を震わせていると、怒った様に突撃―という名のハグだと思う―をしてきた

嗚呼、なんと言うことか

寝起きの体には
随分甘すぎるような
眩しすぎるような気がするが

今は、この温もりに触れていたい

そう思い、今も小言を言う其奴を強く抱き締め返した

3/9/2026, 12:24:43 PM

#過ぎ去った日々

―――

どれだけ振り返ったって
どれだけ探したって

貴方との日々は見つからないのに

3/8/2026, 12:04:47 PM

#お金より大事なもの

―――

こんな紙切れで、溢れる涙は拭いきれない
手元に残る紙切れに、心の傷は埋められない

あれだけ欲しかったのに
今となっては、紙切れ呼ばわり

無いから欲しかった、大切にしていた

そこで気が付けたはずなのに
どうしてこうも、目先しか見れなかったのか

笑顔で写る写真に問いかけても
答えが帰ってくるはずもなく

薄暗くても賑やかだったのに
今は明る過ぎて、一人きりなのが余計に見えた

擦り寄ってくる冷たさにも
嘘ばかりの言葉にもう飽き飽きだった

電気を消しても戻ってこない
紙切れを捨てた所で変わらない

こんな景色を求めて
俺は全てを削ってきた訳じゃないはずなのに

こんな紙切れに、紙切れなんかでは























あの暖かさを、買う事などできないと
どうして、気が付くことができなかったのだろうか

3/7/2026, 10:53:13 AM

#月夜

―――

街灯に照らされた帰り道
澄んだ黒に浮かび、控えめながらも魅入ってしまう白金に、彼女の姿を視ていた

今、彼女はどうしているだろう

たった3日の出来事が、昨日の事のように
そして、何年もの事の様に思う

それだけ印象的だったのだ
あの場所において、彼女という名の満月は

もう、道が交わることはないだろう
彼女にとって、僕は最高のパートナーになれないだろう

だが、確かに僕の知る満月は
今も太陽を求め、世界を飛び回っているだろう

ふと、口元に触れる

外気に当てられたそれは、やはり冷たい

ほんの少しそうしていると、僕は再び歩き出した
届かぬ満月を、追い掛けるように

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