#日の出
人は何故、ある夜明けに空を見上げるのか
書きかけの年賀状と、枚数のないカレンダーを眺めながら
私はそんな事を考えていた
だってそうではないか
何時もと変わらぬはずなのに、
鬱陶しいと思う人も、少なからず居るはずなのに
どうしてその時だけ、特別扱いされるのか
睡眠好きの私としては
不思議で不思議で仕方がなかった
...そんな、ある時
私は友人に誘われた
「年明けの醍醐味でしょ」と言うメッセージと共に
正直、眠く寒い早朝に外へ出るのは気が重かった
しかし、と言うより、半ば強引に
私の熟睡計画は破綻した
...と言う経緯の元、年明け早々電車に揺られ数十分
「穴場なんだ」と言われ連れてこられたのは
漣の鳴く、夜明け前の海
穴場と言うだけあり、人目のつかぬ岩陰に囲まれ
更に潮風が冷たく、もう既に回れ右したい気持ち
...それを想定済みとでも言いたげにお汁粉を出された時
少しだけ絆されかけたのは内緒である
そんなこんなで、友人の持参食や会話をしていると
不意に友人が声を上げた
釣られる様に視線を上げ私は__
ただ、感動した
とても眩しいし、寒さは変わらなかったはずなのに
それがちっぽけに思えてしまう程
兎に角、心の底に響く”ナニか“を感じた
数分置いて、思い出した様に友人を見ると
「綺麗だったろ?」と自分事の様に、誇らしげに言った
その顔には若干思う所があったものの...そうだな
「嗚呼、綺麗だったな」
態々日の出の為に出向く人々の気持ちが
私は少しだけ、分かったような気がした
「それはそうと寒いから早く帰りたいんだが」
「それも同感」
#今年の抱負
読んで、紡いで、また読んで。
兎に角、自分の知識を広げ
自分の世界を、言葉にする
今年の抱負は、たったそれだけ
#新年
また、新しい日が明けた
今年はどんな日々を過ごすのだろう?
どんな別れが、出逢いがあるのかな?
そんな期待と、少しの不安に乗せられて
...でもね
私には、君がいてくれるから大丈夫
さぁ、新しい門出を祝して!
新年、明けましておめでとう
今年も、末永くよろしくね
#良いお年を
どこか、寂しい気持ちになる
自分はこの一年、何をしていただろう
成功も、失敗も、確かに色々あった
...でも、充実していた
振り返った割に、何ともまぁ漠然とした言葉だが
それだけは、ハッキリとしている
だから来年も、と思う
来年の今頃も
何となく、充実していたと言えるようにと
...ここまで振り返って、漸く寂しさが和らぐ
来年への想いに
寂しさが勝ったのだろう
だから私は、こうして振り返る
あと数時間後には
良いお年を迎えられるように
#星に包まれて
ただ、見惚れていた
ぼんやりとした光ではなく
されど、暖かな
鮮烈な闇夜の光
憧れとは、多分違う
だからと言って、愛とも言えない
この気持ちはなんだろう?
聞きたい
知りたい
されど、自分の手は届かない
...数々の星に包まれて
それは今も、視界の真ん中で光っている