蓮池

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7/3/2023, 1:15:08 PM

この道の先に

小さな足で一歩ずつ前を歩く。
騒がしく慌ただしく、あっという間の日々の中で
君の成長を垣間見る。
これからも君は色んな人や世界を見るんだろう。
この道の先に、どんな未来が待っているんだろう。
出来れば長く、近くで君を見守っていたいけれど。
大きくなった君は恥ずかしがるだろうか。
寂しくも微笑ましい、そんな想像をしながら君の手を引いた。
今はまだ、君への愛してるを惜しみなく与えさせて欲しい。

7/2/2023, 1:40:33 PM

日差し

温かな日差しのような、そんな優しい世界で
君には生きていて欲しい

7/2/2023, 6:35:58 AM

窓越しに見えるのは


窓越しに見えるのは、君と並んで歩んだ日々。
もう君は隣にはいないのに。

7/1/2023, 12:44:53 AM

赤い糸

私には赤い糸が見える。
赤い糸は運命のパートナーと言うけれど、案外赤い糸が繋がってないパートナーもいる。
でも上手くやれているようで、絶対にその人じゃないとだめ!というわけではないらしい。
赤い糸は常に見えてるわけじゃなくて、運命の人同士が近くにいるほど見えやすくなる。
さて、そんな私は出会ってしまった。
何にって、赤い糸が繋がった先の人。
駅の構内で、糸が引っ張られていくのが見えた。
辿った先には、一人の男性。
印象は普通の男の人。
スーツを着ていて、仕事帰りみたいで、もちろん私のことなんて気にする素振りもなく歩いている。
え、どうしよう。
まさかこんな所で出会うなんて思ってなかった。
戸惑っていると、一人の女性が手を振りながら彼に歩み寄りそのまま腕を組んだ。
楽しそうに笑う二人はどう見ても恋人同士。
赤い糸はもちろん繋がってない。
でも、どう見たって幸せそうだ。
私の運命のパートナーさんは、自分の幸せを見つけていたみたいだ。
運命って、思ってたより劇的じゃないよね。
彼らとは反対方向に向かって歩き出した。
私の愛する人との待ち合わせに向かった。

6/29/2023, 1:55:45 PM

入道雲


夏だね!と君が入道雲を指差した。
夏の空の青さと、入道雲の白と、君の笑顔に光る汗。
このめまいは暑さのせいでしょうか。
それとも、夏の魔法のせいでしょうか。

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