「ホンマにわからんのん?」
彼の顔がおちゃらけた泣き真似から真顔になる。作業台からストンと降りて此方に近づいてきて
「痛っ」
「お前、俺に嘘ついたやろ?」
髪を掴まれて瞳を覗き込まれる。彼の瞳は怒りを含んでいて、それと同じく悲しみに染まっていた。いったいどれがバレたのだろうか。
パッと髪を放されて痛みがなくなる。
「しゃあない教えたぁるわ、この業界の極小のこの世界は、ちゃーんとホウレンソウせなあかんからな、優しいなぁ」
「ほうれんそう…?」
「報連相(ホウレンソウ)、報告、連絡、相談、生きてく上での基本中の基本やろ?けど、お前みたいに嘘の報連相してくるやからもよーさん居るから…まぁ、さておき」
彼は仕切り直しと両手を叩くと、また作業台の方に歩いていく
この世界は(1/16)
恐怖で意識を手放してから目が覚めると、目隠しはなくなっていたが芋虫の様に縛られていた。いま目に写るのは、最近まで使われていたのか艶のある緑の床と、やたら長いベルトコンベアの作業台だ。
カシャンと背後から何かを落とす音がして、這って振り向くと、まさかの見知った顔が作業台に座っていた。
「…おはようさん、目覚めたか?よぉ、その状態でぐーすかと休憩できましたなぁ」
ニッコニコの笑顔で嫌みたっぷりの物言いに苛立ちはあれど、どうして彼が?という疑問が勝る。
「ん?なんでーって顔やけど、それはアンタが一番知っとるんちゃう?」
足を組み直しながら彼は、悲しいわぁ~と泣き真似をする。
どうして(1/15)
誰かに引っ張られて、私のスニーカーが階段から転げ落ちていくの見た。
突然、目隠しをされて車に入れられて、叫ぶ暇もなく何処かに運ばれている。恐怖で強ばる腕を擦りながら、恐る恐るあなた誰ですかと質問をする。数秒間の沈黙後、ため息をつかれ、数回カチカチとボールペンを鳴らすような音がして、それが割れる音がした。怖い、今聞いてはいけない質問だったらしい。そこからは無言、目隠しの布を濡らしながら、これから自分はどうなるのだろうかと恐怖する。
夢であって欲しい。でも、どうせなら幸せな夢を見てたいのに…
夢を見てたい(1/14)
机の上の紙をぐしゃりと潰しながら頭を押さえる。
困ったなぁ、ずっとこのまま知らんかったらアンタと一緒に居れるんかな、調べれば調べるほど、どんどんアンタにモヤがかかって白から黒になってく、ほんまに嫌やなぁ…変な笑い出てくるわ
息を深く吸って吐くと、喉に魚の小骨が刺さったみたいにじくじくして震えて、目からボタリと水が落ちた。
ずっとこのまま(1/13)
【幸せとは】、あめ玉みたいに口にしてしまえば、また欲しくなるものなのよ。(1/5)
朝から雪、昼には止むらしい。お昼時、外を見ると虹が出ていて見事な【冬晴れ】、良いことあった。
(1/6)
誰かが言った。【君と一緒に】成長する物語はダメだと、いったい何がダメなのだろうか、夢が広がりすぎて収集がつかなくなるから?それとも、堕落しすぎて現実を忘れるから?自分で終わりが見えないから?(1/7)
土の所が【雪】で白銀に変わっている。コンクリートの道はまだ無事、でもあと何時間もつかな。(1/8)
パーソナルカラーというのをご存知だろうか?肌を明るくみせたり、健康的にみえるようにしてくれる色であり、春夏秋冬と四季で簡単に表しているものだ。【色とりどり】のお化粧品や服選びに困った時に、ふと思い出して検索してお役に立てれば御の字です。(1/9)
何がとは言わんが、もうすぐ11周年か。人にとっては長いのか短かったのか、どちらでもあるのか、まぁ気長に続けられたら花丸ってことでいいんじゃないか。【三日月】はいつでもみてる、会える時に会って損はないと思う。(1/10)
【20歳】なんですか!?お酒の完全解禁おめでとう!何かをやりとげたりした後のおつまみとお酒は格別だよ!(1/11)
外の【寒さが身に染みて】、おでんやお鍋の熱々が身に染みないわけないじゃない!(1/12)