心の片隅で
面と向かっては、言葉にできない…あなたの前では、ただ曖昧になってしまう…
心の中では、この気持ち、何度も叫んでいるのに、いざとなると、何も言えなくて…
どうしたら、素直に言えるのだろう…声にならない言葉を、心の片隅で繰り返し叫んでいるだけ…
雪の静寂
三好達治だったか
太郎の上に雪…
とか言う作品があったと思う…ただ、雪降りの情景を描いた詩だけれど、強烈な印象と、しんしんと降り積もる雪の光景が浮かんでくる…
あの真っ白な世界と静寂は、他の季節にはない、心に迫る何かがある…
一片一片は、軽く儚い存在なのに、積り始めると、一気に世界を変える強さ…
毎年の事だけれど、そんな雪の到来に、色々な事を思っていますしまう…
君が見た夢
君が見ていたものは、私との未来では無かったんだね…
私は、何時でも、君と一緒の未来を希っていたんだよ。ずっと、このまま続くんだと…
でもいつの間にか、2人の間には、隙間ができていたんだね…最初は、線路みたいに、同じ間隔で同じ方向を向いていた筈なのに…
気付いた時には、もう修正できないくらいに、なっていたんだね…でも、私には、まだ、君以外のひととの未来なんて、夢にできないから…
明日への光
明日はくるのだろうか…毎日が苦しくて、何故生きているのか分からない…
明日は、屹度いい日になる…そう思いながら、一歩一歩進んで来たけれど…その明日は、いつくるのだろう…
見えない明日を探して来たけれど、1日過ぎれば、今日が終わっただけのはなし…
でも、今は、見えない明日を探すより、今日と向き合う事だと、何となく思うこの頃…
星になる
もう会えないのかな…きみが、星になったって…まだ信じられない…
何時も一緒にいて、同じ時間を過ごしていたから…
きみは、もう遠い存在になるんだね…どんなに手を伸ばしても、住む世界が違い過ぎて…
私は、ここから見ている事しか出来ない…せめて、この思いだけでも…