5/5/2025, 2:56:30 PM
手紙を開くと
引き出しを久しぶりに開けてみた…高校迄使った学習机で、長い間そのままになっている…埃だらけで傷だらけの机だけど何故か捨てずにそのまま置いてある…
その机の二番目の引き出しには、古いプリントに紛れて変色した封筒があった…あの頃流行ったレターセットの可愛らしいイラスト付きの封筒は、見覚えのある癖字の手紙が便箋三枚収まっている…
何度も読み返して覚えている文言が蘇り、あの頃の想いが溢れて来る…もう一度逢いたい…
5/4/2025, 3:03:45 PM
すれ違う瞳
気がつくと、きみの姿を探してしまう…同じ教室にいるのに、まだ一度も話したことも無いのに…何故かきみが気になる…それなのに、きみの瞳には届かないままで…
噛み合わない歯車みたいでもどかしいのに、きみには何も伝えられない…
5/3/2025, 3:03:38 PM
青い青い
広々とした青空を仰ぎ乍ら、青草の匂いを吸い込む…春の野原に寝転んで小鳥の囀りや、風にそよぐ枝の音、羽虫の飛び交う姿…そんな見慣れた風景にホッとするこのひと時が愛おしい…
せかせかした毎日から逃げ出したい時の細やかな隠れ家…青空に吸い込まれたいこの気持ち…
5/2/2025, 4:47:16 PM
SUITE MEMORIES
何時も突然蘇るあの頃の記憶…何度も回帰するのは勿論きみがいたから…
私の今があるのは、あの頃のきみとの日々の積み重ねが慥かにあったからろ
5/1/2025, 3:07:49 PM
風と
この春風に紛れる事が出来たらいいのに…風になれたら、あのひとの耳元で想いを囁けるのに…
何時も明日こそは、あのひとに想いを打ち明ける…って星に誓うのに、あのひとの前では、挨拶すら出来ない…意気地なしの自分が嫌になってしまう…
桜の花びらのように、さりげなく風に身を任せて、ずっと続く片想いをあのひとに伝えたい…