多田野一人

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4/30/2025, 3:36:21 PM

軌跡
振り返れば、朧げ乍ら、歩いて来た道が見えている…曲がりくねった足跡が点在している…自分では、道なりにまっすぐ歩いたつもりなのに、千鳥足のようにふらついた足跡…所々に足踏みした場所もある…
周りには色々な道が交差して、行き先が分からないまま途切れた道もある…私の前にはまだ道は無くて、どうしたものかと思案している…

4/29/2025, 3:08:14 PM

好きになれない、嫌いになれない
アイツは嫌いにはなれない…何時も生意気で気紛れで苛々するのに、何故か憎めないのに…たまに甘えてきたり、優しくしてくれたりするけど、好きにはなれない… 
それなのに、アイツとは腐れ縁みたいに、離れられない…アイツのいない一日は何となく落ち着かないくせに、ずっと一緒だとウザいと感じる…
このなんとも言えない関係が、心地良いのが何なのか自分でもわからない…

4/28/2025, 3:09:26 PM

夜が明けた。
長い夜からなかなか抜け出す事が出来なくて…月明かりは眩しい位なのに、真っ暗な森の中にはなかなか届かない…木々の切れ目から溢れる月光を頼りに、手探りで真夜中の森を歩き続ける…
もうどの位歩いたのか疲れて朦朧とした頭ではわからない…もうどうでも構わない…そう思った時に、夜空が明るくなり始めた…

4/27/2025, 3:21:46 PM

ふとした瞬間
何気に視線を向けると、あのひとと視線が合ってしまう…ただの偶然だから、決して足音聞いてとか、気配を感じたなんてそんな見え透いた理由で、視線を向けたりしないなんて言えない…
あなたへの想いが強過ぎてレーダーが反応してしまうなんて、恥ずかしくて言えないから…

4/26/2025, 3:27:30 PM

どんなに離れていても
あなたが遠くに行ってしまう…その話を聞いた時、全てが崩れてしまう気がした…ずっと一緒にいるのが当たり前で、これから先もずっと一緒だって想っていたから… 
でも、あなたを想う気持ちは、誰よりも強い自信はあるし、あなたがいるから今迄頑張れたから…どんなに離れていても、二人なら大丈夫…そう感じるから、屹度乗り越えられる…

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