多田野一人

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6/16/2024, 2:28:02 PM

1年前
1秒先の未来すら判らない…けれど、自分が生きてて来た過去も、全てを掌握出来ていない…過去も未来も、自分にしか体験できないのに、振り向いても、虫食いみたいな、所々しか記憶を遡れない…しかも、記憶も、体験したその時の感情とは違う気持ちで、その記憶が蘇る…
たった1年前だけれど、なかなか思い出せない…のか、無意識に、思い出せないのか… 

6/15/2024, 2:24:02 PM

好きな本
子供の頃から、読書が好きで…と言うか、活字が好きで、手当たり次第、読み漁っていた…学年が進むにつれて、ジャンルも広がり、5年生の頃には、有名企業の経営者の本や、法律相談の本、大人用の百科事典何かも読んでいた…
勿論、小説もラノベから古典迄、色々読んでいた。
読書が好きになったきっかけは、矢張り、教科書に載っていた読み物で
阿川弘之のきかんしゃやえもん
千葉省三のチックとタック
スーホーの白い馬
なんかがあった。
好きな作家だと、新美南吉、山口瞳、芥川龍之介、内田百閒…上げればきりが無い…
人見知りの激しい私に、色々な世界を教えてくれた本の世界が、何よりの贈り物…

6/14/2024, 2:11:51 PM

あいまいな空
今にも降り出しそうな空模様…時折吹く突風も、ちょっと冷たい…そろそろだろうか、と思い乍ら…
でも、其れから半日、どんよりした空からは、時々、陽射しが溢れるだけで、雨粒すら落ちて来ない…
そんな空模様に、自分が重なって見えてきた…何時も決断出来なくて、色々言い訳しながら、のらりくらりしている…今も、隣にいる、あなたに、気持ちを伝えられずにいる…

6/13/2024, 2:52:11 PM

あじさい
梅雨空に、艶やかな紫陽花が映える…雨粒が滴る花弁が、あの時の、あの人の俤と重なる…
淡い恋心を寄せていた、あの人と、しとしと降り続く雨の道を、二人で歩いていた…入学式で初めて其の姿を見かけてから、何となく気になっていた。でも、ずっと、話し掛けるきっかけがなくて、ただ、偶にすれ違うだけの、同級生だった…
其れから一年経ち、同じクラスになって、暫くしてあった学校行事で、初めて言葉を交わして…少しづつ仲良くなって、一緒に下校する様になって、あの道を何度か歩いた…途中にある、民家の庭から、少しはみ出た紫陽花をみるのが、暗黙の日課になっていた…其れから梅雨明けの頃、突然あの人が転校してしまい…
あれから、紫陽花を見かける度に、青い笠から覗いていた、俤を思い出している…

6/12/2024, 2:10:15 PM

好き嫌い
ねぇ、私のこと、好きなのかな…それとも…
毎日あなたと一緒にいるけど、心が読めない…笑顔の下の、素顔が見えなくて…あなたの気持ちを、知りたい…勿論、私のことを、好きでいて欲しい…
でも、誰にでも優しい、あなたは、誰にでも平等に付き合うから、もしも…だったら、側に居られなくなるのが怖くて…あなたの気持ち、確かめたいけど、知りたい…けど…知るのが…

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