多田野一人

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2/4/2024, 2:04:29 PM

Kiss
星あかりに浮かぶあなたの横顔…明かりで光る瞳、ぷっくりとした唇…少し開いた口にから、白い吐息が漏れるのを、じっと見ている…
僕は、ずっと前から、あなたに想いを、寄せていた…だから、一度でいいから、その唇に、触れてみたくて…でも、何も言い出せ無くて…あなたへのこの気持ち、段々大きくなって、止められない…あなたの唇、僕の唇で塞いでみたい…

2/3/2024, 2:51:27 PM

1000年先も
この先ずっと一緒に…そう約束して、あなたと二人で、同じ路を歩き初めて…
初めて、あなたに出逢った時、落ち込んでいた私に、遠慮がちに、優しく声を掛けてくれたね…其れから、何時でも隣で、静かに寄り添ってくれたね…それがとても嬉しくて、段々あなたの隣にいることが、当たり前のように感じて…其れから、できれば、あなたを私だけの人になって欲しくて…生まれ変わっても、永遠にあなたと一緒に…

2/2/2024, 2:43:36 PM

勿忘草
あなたからメールで届いた画像には、小さな青い花が咲いていた…それきり、あなたと連絡取れなくなって、あなたの写真に、その日の出来事や、愚痴をこぼしている…
何の前触れもなく、私の前から消えたのは何故…幾つもの季節が過ぎても、理由が判らない…毎日が、色褪せて、あなたの居ないこの時間が、空間が…辛くて…逢いたい…あなたに…あなたの暖かい指先で触れて欲しい…

2/1/2024, 2:10:48 PM

ブランコ
小さな公園は、昼の喧騒は無くて、暗く静かで…月明りが、時折、雲の切れ間から、零れてくる…2つ並ぶブランコに座り、小さく揺らし乍ら、滲んでくる景色を見ている…今夜、このブランコで待ち合わせしたあなたの姿が、なかなか現れないのが、不安で、寂しくて、切なくて…ただ、ブランコの軋む音だけが響く公園…浮かぶのは、あなたの優しい笑顔…もう、どれ位待ったんだろう…止まらない泪を拭おうと、ブランコを止めた時、遠くに足音が…

1/31/2024, 2:44:23 PM

旅路の果てに
学校を卒業して、社会の出て、どれ位経ったろう…そして今、振り返るとそれなりの出来事を超えてきた…そして、目の前には、何も見えないけれど、きっと何処かで、終点に辿り着くのだろう…その時の景色は、どんなものなのか…この先、どんな出来事が待ち受けているのか、どんな路を歩むのか…今迄歩いた道は、その連続だったのだけれど…

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