6/24/2024, 3:51:23 AM
白浜の海に遊びに行く
水がこわくて砂といじける
大きなわかめの棒を持つ
太陽にかかげる
足のひらを浅瀬につける
沖の父と兄を見る
かまってもらえないのが気に入らない
すこしずつ、波を好きになる
海にも旅行にも素直になっていく
父と兄と、プカプカと流れていく
日照りと砂がうきわにすり減って痛い
守られていて、たのしくて
たのしいのに、守られていて
遠くのパラソルで手を振る母の元へ戻りたい
夕方父はへとへとで、私と兄はまだ遊びたい
冷えたお腹がグウウとなり
塩水がどこかでしみている
岩壁で擦りむいた肌を探す
海の家のおでんを母が買う
たまごについたすなつぶをジッとみる
スープがこれまでとなく染み渡る
ジャリリと奥歯で音がする
6/22/2024, 11:33:22 PM
冷房ガンガンでもうふにはいる、ねこを両脚につつむ、気を遣った股関節の痛み…。添えられた肉球、1人と1匹の確かなぬくもりよ日常。
6/21/2024, 4:09:08 PM
山吹色と葡萄酒の色かなー
最近はふわふわピンクとオレンジ色の月!
6/19/2024, 8:01:07 AM
▶︎空中楼閣を飛び降りろ!
想像で、抽象的な、空論を材質に
こんなにも天高く形成されてしまった
愚かな自分をいま呪い、そこの窓から飛び降りろ
例え下には地獄があろうとも
頭を食べてくる魚人の化け物しかいなくとも
飲める酒出す居酒屋くらい あるだろう
いま、いま落下しろ
飛び降りろ空中楼閣
6/18/2024, 8:18:39 AM
きっと今朝から絵の勉強をしている
苦しければ手紙のような詩を書いて
晴れてれば目次のような詩を書いて
三日前から始めた刺繍を再開する
年相応のお金を稼いでは
へとへとでも生きてる証を貰いに行く
夜に帰って秘密基地に灯りをつける
呪いを解いた父さんと、仲良く電話してるかも
好きなキウイを切れるようになって
温かいゆでたまごに塩をかけて
epilogueの少し先のようなごはんを食べて
黄金の麦畑みたいな絵本を創っている