俺だけのために時が止まってくれたりしねーかな。
そんな都合のいいことなんか起きねーだろうけど。
時が止まったらあんなことやこんなことをしてーな。
まーえっちなことするわけじゃねーけどな。
もし時間を止められたら色んな犯罪をしてみたい。
もう親や友達の前で優等生のふりをするのは疲れた。
時間を止めてる間だけでも
ありのままの自分をさらけだしたい。
このどこにもやりようのないストレスを発散したい。
だから神様おねがいだ。
あんたの力で時よ止まれとか言って時を止めてくれ。
肌寒い2月の中旬
乾いた空気の漂う駅のホームで
ホームに電車のアナウンスが響く
電車の前照灯が僕の右半身を照らし出す
電車の迫ってくる音を聞きながら一歩前に出る
それに伴い僕の心臓の鼓動が五月蝿く鳴り響く
その音に聞き馴染みのある音が入り交じる
しかしすぐ電車の音と心臓の音にかき消される
だがその聞き馴染みのある声が一言
僕の耳に届いた
無言でいなくなろうとすんなばか!
聞こえるはずもない君の声がする
今日この場所に決めたのは誰にも言ってない
たぶん幻聴だったんだろう
私はあと何回あなたにありがとうを伝えられるんだろう。
100000回? 1000回? 10回? これよりもっと少ないかな。
恥ずかしがり屋の私は今まであなたに
全然ありがとうを伝えられなかった。
ただ一言ありがとうと言うだけなのに。
これからは死ぬまでにできるだけたくさん
ありがとうを言えるように頑張りたい。
私が5年間も育成し続けてきた
初 恋 による
私の 心 悸亢進
を
あなたにそっと伝えたい。
未来の記憶には私と彼が結婚する記憶が残されていた。
でもそれは今の未来の記憶であってこれからの行動次第で
未来の記憶なんかいくらでも変わってしまうだろう。
今は未来で結婚できたとしても明日の未来の記憶は
別れている記憶が残されているかもしれない。