正しいことなんて知りたくない、私が知りたいことは、 _
1+1=2である。
誰がどう考えたって、
1コの飴と1コのグミを袋詰めしたら
2コ入りのお菓子袋ができるだろう。
「クマくん」の気持ちはリンゴがなくて悲しい。
これはどうだろう、
国語、道徳。
みんな同じように答える
こう言ったら正しいであろう答えばかり。
あなたは「クマくん」なの?
もしかしたら
他の欲しがっていた人にリンゴが行って
心では喜んでいたのかもしれない。
リンゴを巡って運命の出会いを
妄想していたのかもしれない。
わからないじゃん
正しい答えなんて知りたくない、
みんなの考えてることが知りたい。
そう考えてるのが独りぼっちじゃないか知りたい。
私は言えないけど
世界の終わりに君と _
明日、世界が終わるらしい。
今TVでどのチャンネルでも取り上げている
世界共通で話題なニュースだ。
品物のないスーパーなどの店、
人が街で急に暴れだして怪我、
観光地が人で溢れかえって迷惑。
そんな映像ばかり流れてくるのだ、
いい加減飽きてきた。
信憑性は99.9%とかなり高いらしい。
12時23分48秒、地球は爆破する。
自然現象は人間にはどうにも出来ない。
私は世界の終わりに何をしよう。
12時22分00秒
時計の前に待機。
私達はカウントダウンを始める。
怖くない、寂しくもない、思い残しなどない
だって隣には親友が居るから。
23分00秒
私達は立ち上がる。
…45、46、47、
48!
私達2人は手を繋いでジャンプした。
その瞬間だった。
視界が真っ白になった、
震える私の体。
横から何かに抱きつかれた気がした。
これは充実した最後の物語。
最悪 _
ネガティブな言葉は
出来るだけ使わないようにしている。
あの子と話していると楽しいとか
言われるようになりたい。
「あいつウザい最悪」「最悪ガチきもいんだけど」
自分のことじゃないかと怖くなる。
一回でいいから自分を客観的に見てみたい。
怖いな、
誰にも言えない秘密 _
誰にも言えないって訳ではない。
今後必ず話さなければならないのはわかっている。
でもまだ話せないから匿名のここで少し、
私の将来の夢は美容師だ。
漫画で興味を持って、インスタで憧れて
専門を調べて本気になった。
かっこいい
本当にかっこいい
でも反対されるかもしれない。
コミュ症の私なんかが、あんなにかっこよく
話せる訳ないのは自分でも理解しているを
しかも専門学校には高いお金がかかる。
美容師は年収も低いらしい。
どうしよう
でも認めてくれるかもしれない。
もしなるなら…という話をしてくれたこともある。
泣きそうになった。
これから受験。
頑張りたい
今日の文章雑でごめん
飽き性なんだ
狭い部屋 _
「百年間、狭い部屋で独りぼっちにならない?
その期間を終えたら何でも望みを叶えてあげる。」
学校からの帰り道、全身灰色の女にそう言われた。
何でも…か、
胡散臭い言葉だが考えてしまう。
百年間という代償は、
何でも望みを叶えるという行為に吊り合っている。
もし嘘だったとしても、私にしたいことなんて無い
だったら、
ここで少し賭けてみるのもいいかもしれない。
「お願いします」
私は初めて会ったその女に頭を下げた。
狭い場所は大好きだから案外楽しめるかもなぁ、