たくちー

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1/13/2026, 7:14:29 PM

 夢はあまり見ない。寝れないから。その代わりに、トートバッグの"インベントリ整理"をしている妄想をした。"持ち運び用"と"休憩室用"に大別して、そこからさらに"貴重品用"や"食料"と分類する。置き方にも拘ってポーチを向かい合わせに置いたり、お菓子の種類や個数、入手難易度、コスパ、栄養、隠匿率、常温保存可能、周囲への影響や容認のされやすさ等、様々な要素を考える。これがなかなか楽しい。それではボク個人の「間食ランキング」を発表します。

1位 蒟蒻ゼリー
2位 カンロ飴
3位 ベビーチーズ

それではまたの機会に。See you next time! ばいばーい


題『夢を見てたい』

1/12/2026, 6:48:15 PM

 ずっとこのまま、仔犬のままではいられない。ガラスケース越しに「可愛い!お迎えしたい!」と言われるだけのワンちゃん。あくまでボクの意見だけど、飼い殺しは嫌だ。カフカの『ある犬の探究』に出てくる浮遊犬にはなりたくない。不変は停滞でマンネリだ。厳しい環境下で野生を取り戻すために闘いたい。本能が闘争を望み、逃走を拒む。ずっとこのまま苦しんで、抗って、そして些細な幸福を手にするために生きていたい。



題『ずっとこのまま』

1/11/2026, 7:12:03 PM

 強烈な寒波が背中をグイグイ押して左右確認をする間もなく前進させられる。車のドアは猛烈な勢いで持っていかれそうになり、隣の車にぶつけないように必死だった。「なんだこの風は?」あまりに強すぎる。温かい飲み物が飲みたくなったが薬を飲む時間にはまだ早い。まだ予定は詰まっているんだ。思考が混乱して正常な判断が狂ったまま、予定していた服を買う。一週間前なら2,000円ほど安く買えたのだが、当時は不要だと判断していた。仕事用の腕時計が欲しいのだけど、もっと安くて「これだっ!」というものは売っていなかった。その代わり、たまたま目についた大きめの電卓を買っていた。軍手をしていても押しやすい。ボタンもゴムでなく反発力がある。自宅に戻れば男衆が昼飯を待っている。相変わらず自由に生きてんな。グッタリとした身体を少し休め、明日の為の自家製ヨーグルトを作る。なんだかんだ言いつつも、やる事がある内は生きている実感がする。完全な自由時間が訪れると胸の圧迫感が停車駅から乗り込んでくる。途中下車はない。ほうれん草のベーコン炒めを一口食べるだけで、それ以上は受けつけない。昨日は切り分けたブロッコリー1個の1/3だけだった。何でだろうね。最近は前より食べれないや。そんな時は無理に食べない。自分を責めない。もしお腹が空いたら飴とかアイスで調整しよう。今日を生き延びることに考えをシフトする。科学者のように試行錯誤しながら生活する。寒さが身に染みて、温かいものが食べたいと思いつつ、固形物は受けつけないことが多いからアイスを食べる。温かい飲み物はあまり飲まない。




題『寒さが身に染みて』

1/10/2026, 6:49:05 PM

 黄金時代の航海が終わり、汽笛が新大陸に上陸したことを知らせる。廃課金の揺籠からアクティブな獣の巣窟に突如放り込まれる。

"遊びの時間は終わりだ。今までの人生で培ってきたスキルで生き延びてみせろ"

学校の先生、クラスメイト、そして親でさえ現実の血生臭い姿を見せてくれなかった。初見殺しのオンパレード。β版の既存プレイヤーでもない限り回避不可能。攻略本もなく協力的なNPCもいない。そして死亡する度に強くなる敵。

この世界は理不尽すぎる不思議なダンジョンだ。
運の要素が強すぎる。

そして時は戻らない。



題『20歳』

1/9/2026, 7:06:05 PM

 齧りかけのメロンパンが空に浮かんでいる。ボクは菓子パンを3回に分けて食べるけど、黄金色に輝くそれは瓜二つだった。明るく振る舞う三日月は化粧直しに出かけた満月の代役を見事に演じている。誰も欠けているとは思わない。彫刻刀で削ぎ落としたクレセントは人生の中盤になって完成した大器晩成の器のようで欠けているから美しい。残りは明日に食べるとしよう



題『三日月』

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