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8/23/2023, 1:59:38 PM

「海」

真っ平らの下に
命が詰まっていて
いろんな生き物が
生活してる
食べたり食べられたり
命を育んだり
求愛したり
巣を作ったり

そう考えると
同じ地球で戦争したり
兵器作ったり
制裁したり
差別したり
糾弾したり
搾取したり

まあいろいろとやってる人間は
つっまんねぇなあとか思う

海は広いな大きいな
行ってみたいな
戦争のない世界

8/21/2023, 7:10:47 PM

【鳥のように】

嵐の夜に
雨降る雲へ
雷鳴轟く闇へ
私は急上昇する
一気に
雲の上に突き抜けるんだ
さあ行こう 小鳥たち
少しの勇気でそこに行けるよ

小鳥たちは首を横に振った

そこには星があるよと
私は幼い小鳥たちに鳴く
小鳥たちは首を横に振った
雷も雨も振らないのにと鳴く
小鳥たちは首を横に振った
安全で快適で美しい世界があるよと鳴く
小鳥たちは首を横に振った


だから
私は
嵐の空に戻った

悲しくて悲しくて
涙がこぼれた私を見ても
小鳥たちは心配そうにしながら
首を横に振った

「母さんが雷から守ってくれる」
「母さんが雨から守ってくれる」

そうだね
母さんは守るよ
でも、母さん
もう限界なんだ

母さんの心まで
闇に侵された

そういって私は泣いた

小鳥たちは首を横に降った

「壊れるまで
母さん、
僕達を守って」


私は鳥のような、翼があっても、使うことは許されない

だから壊れたら飛んでいくよ
ひとりで

7/31/2023, 3:04:17 PM

「だから、一人でいたい」

ぎゅっと抱きしめられた強さや
温かさが
心に刻まれたままだから
どんな雑音も入れたくない
あなたを思い出している間は

だから、一人でいたい

7/30/2023, 2:05:11 PM

「澄んだ瞳」


あなたの瞳に映されて
私の心は丸裸
悲しい気持ちの奥底に
揺らぐ炎は怒りに満ちてる
あなたの瞳に映されて
ただ怒りを募らせている

あなたはただ澄んだ瞳で
鏡のように私を見せた
それだけで涙が溢れる

私は惨めだ
醜い
悲しい
弱く震えて
何もできない

私を映さないで
どうせ何もできないなら
ただ
私を晒さないで

澄んだ瞳に映る私は
恥ずかしくて
ただ小さく丸くなって消えていくんだ

7/30/2023, 6:20:04 AM

「嵐が来ようとも」

明日は手加減してくれない
嵐が来ようとも
大切な人を失おうとも
病気を告知されようとも
全財産失おうとも
もうこれ以上の不幸なんて起きるはずかないと思っても

決して手加減しない明日が来る

涙は流れるままに
声は枯れるままに
汗だくの服はそのままに
他人が指差して笑うままに

私は立ち向かうんだ
手加減しない嵐が明日来ると知っていても
私は
明日の先にあるものを知る冒険者でありたい
私は
その嵐の先の光をこの目にする一人でありたい

嵐なんかに負けるもんか

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