猫背の犬

Open App
6/9/2024, 10:32:01 AM

朝日の温もりのなかに君は居なくて、俺だけがベッドに横たわっていた。窓から差し込む陽光はすっかり夏の様相で、俺は、またひとりでこの夏を過ごすのかと辟易しながらも、生活を続ける。

6/8/2024, 11:32:42 AM

どっちに進むのが正解なのかと考えたところで正しい答えを導き出せたことなんてないのに、どうしていつも迷うのか。散々迷った挙句、選んだものは大体間違っているから、どちらにせよ救いはない。やっぱあっちにしておけばよかったなあとか、いっつもないものねだりをしている。

6/8/2024, 2:48:25 AM

世界が終わるからという理由に肖って君と居られる、なんてことはありえないことだってちゃんとわかっていたよ。君と一緒に居られる確率よりも、世界が終わる確率の方が高いなんて、不思議だよね。そう理解しつつも、俺が君に電話をかけてしまったのは、最期くらい声が聞きたいなっていう切望だよ。迷惑だった?ごめんね。

6/7/2024, 9:10:26 AM

最悪なことばかり続いて、もうだめだって泣いてるときに限って君がやってくるから、なかなかしねない。俺の生きる意味になんかならないでほしかったよ。

6/4/2024, 5:22:29 AM

あの子の好きな人が僕じゃないことくらいわかってたけど、たった一回挫けたくらいで失恋だなんて名前を変えないでほしいな。まだ僕の恋は初恋のままだよ。だってあの子に好きだって伝えてない。だから失恋なんてしてない。あの子は僕の気持ちを知らない。だから失恋なんかじゃない。そうだよ、君があの子の彼氏だったとしてもね。僕があの子に好きだと言って、ごめんなさいとあの子に言われるまでは、失恋なんかじゃないんだよ。

Next