冬華(トウカ)

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9/4/2025, 12:51:37 AM

君に恋をした
誰かにバレることもない、叶うことの無い、静かな恋
この気持ちは、私が心に閉じ込めておこう
きっと、この気持ちをあなたが知ってしまったら、困ってしまうだろうから
ずっと友達だと思ってた人が、いきなり愛してるって言ってきたら、誰だって困っちゃうし

だから、私はこの思いを隠し通す
あなたへの、秘密の愛

8/28/2025, 7:42:49 AM

僕の心は、ここにあるよ
君を待ってるんだよ
だから、戻ってきてよ

聞こえてる?

8/24/2025, 10:30:44 PM

僕が過ごすのは、刻々と変化する、新しい日々
空模様も、道の色も、通り過ぎる人も、全てが新しい
そんな変化の中には、僕の過ごす町も含まれている
いつの間にか新しい家が建ってたり、逆に無くなってたり、止まってる車の数も変わるし、部屋の数が増えてたりもする
僕が暮らしているのは、日々新しくなる、見知らぬ町
ここで暮らしている人々は、日々変化する、僕ら人間だ
その点に関して言えば、人々は皆、同じだ

8/20/2025, 4:26:00 AM

「何で泣くの?」
君は、そう言った。
私が貸した、小説が原作の恋愛漫画。その中の、ヒロインの彼氏に、負けヒロインが告白して振られて泣いてしまう、というシーンを見ながら言った。
「え、そりゃそうじゃない?」
「なんで?わけわからんのだけど」
君は少し早口に言う。
「だって、もうこいつには彼女っていう何よりも大切な人がいるわけだろ?他の女に言い寄られたからって、断るのは至極当然のことであって、振られるって分かりきってるんだから、泣かなくていいだろ。泣き落としかなんかか?泣いて相手の親切心を利用しようとしてんのか?」
それを聞いて、全くこいつはおかしな奴だなと思う。
「では、君のその主張を、ある例をもってしてへし折ってあげよう」
「急に何だお前」
「いいですか?では、私に彼氏がいたとしましょう」
「なわけねぇだろ。お前の彼氏は俺だろうが」
「ただの例だから!ちょっと黙って聞いて」
人の話を聞かない野郎だ全く。
「はい、私に別の彼氏がいたとしますよ?で、あんたは私を大好きです」
黙って聞いているのを確認しながら、話を続ける。
「私のことが大好きなあんたは、私に彼氏がいても、大好きな気持ちは変わりません。なのでいっそのこと告白しちゃおうと思いました」
「いや俺はそんなこと…「黙って」」
何か言おうとしたがそれを止める。
「でも、私には大事な誰かさんがいるので、もちろんあんたを振りました。はい、その時の気持ちは?」
「泣く」
「そゆことよ」
「なるほどね理解」
君はまた漫画に目を落とす。
そんな君に、一言。
「あんた以外に、いらないからね」
ばっとあげた君の顔が、漫画のヒロインみたいに真っ赤に染まっていた。

8/18/2025, 4:10:47 AM

君といると、体が熱くなって
君と触れ合うと、体温が上がって
汗が出てきたりもするし
夏なんじゃないかなって思う

君がいると、いつでもどこでも、暑い暑い夏のようだ
これから先の人生、この夏は終わらないのだろうね

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