冬華(トウカ)

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7/12/2024, 10:35:17 AM

これまでずっと、僕の作品を読んでくれて、いいねしてくれて、ありがとう
ついに、このアプリのいいねの数が2000を超えました
最近不定期の投稿となっていますが、それでも読んでくれる人がいてくれて、本当にありがたいです

これまでずっと、僕の作品を読んでくれて、本当にありがとう
これからも、不定期ではありますが書いていきます
ぜひ読んでください

では、また会いましょう

7/12/2024, 7:59:57 AM

ブブッ
深夜、泥棒も寝るような、静かな暗闇
思わず涙が出てしまうような、寂しい夜
その中で、私のケータイが、ぱっ、と明るくひかる
寝ようにも寝られず、布団の中でぼーっとしていた私は、ケータイに手を伸ばした
画面を見ると、「1件のLINE」という通知が、青い画面に浮かんでいる
ロックを解除すると、先ほどよりも明るい画面が、ばぁっと広がる
眩しさに思わず目を細めて、目が慣れてきたところで、特徴的な緑色のアイコンに触れる
何人ものユーザーの上にある、君のアイコン
赤い数字で「①」と書かれたそこを触れると、決して短くはない、毎日積み重ねてきたトークが広がる
たまに今までのトークを眺めるのが、一つの楽しみだったりするが、そんな時間の一番下に表示されている「未読メッセージ」
寝てる?
っていう一言が送られてるだけだったが、それでも私は嬉しくなって、返信をする
静かな闇に響く、たたたっ、という軽い音
私の中の寂しさは、その存在があったことを忘れさせるほどに、無くなっていた

7/9/2024, 10:28:41 PM

私の当たり前は、君とは違ったみたいだ
私の当たり前は、君が隣にいて、一緒にゆっくり歩いていて、歩幅を合わせて、辛い道も、苦しい道も、2人で支え合いながら、進んでいくことだった
でも、君の当たり前は違くて、私は隣にいなかったみたいだ
なんで?私は、こんなにもあなたを愛している、あなただけを愛しているのに
なんで?あなたは私のことを、私だけを愛してくれないの?
ねぇ、なんで?ねぇ、ねぇってば、なんで?なんでなの?なんで?なぜ?何故?何故?
許せない、私の愛を、君は弄んだ
私の恋を、全て無駄にした

こんなの、許せるわけないよね?

そうだよね

だから、終わりにしよう、ね?

私と一緒に、終わりにしよう、ね?いいよね?

そうだよね

7/9/2024, 9:09:14 AM

街の明かりが、夜の闇を切り開く
暗く、重い闇に、明るく、軽い槍が突き刺さる

その槍は、僕にとっては眩しすぎた

家に帰っても、窓から差し込む光によって、静かな夜など存在しない
車の音、人々の雑踏、正体はわからないが、何かの音

今欲しているのは、静かで、穏やかで、暗い、そんな夜なのに
今は、びかびかとした、街の明かりが、ごうごうとした、人々の生きている証拠が
自分の生活の妨げとなる、障害となる

私の求める夜は、どこに行ってしまったのだろうか
また、あの頃の夜を…

7/6/2024, 7:17:27 AM

空に輝く小さな光
ずっと変わらない光り方で、空に浮かんでる
その光が綺麗で
手を伸ばせば届きそうで
ぐっと、目一杯手を伸ばすけど
静寂を掴むだけで、その手のひらの中に、小さな光は無い
それがなぜか寂しくて、泣きそうになる

もう一度空を見上げる
そこには変わらず、小さな光が輝いている
ずっと変わらず、僕らを見ている
僕らの世界は、変わり続けていて、その変化に追いつくことが大変だというのに
何も変わらず、そこで見ている

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