たとえ間違いだったとしても
君の気持ちが、世界から間違いだと言われても。
僕は君を肯定しよう。
世界が何を言おうが、何をしようが。
僕だけは君の味方。
…なーんて。言っちゃったりしてもさ。
実際できなそうだよ。
世界を敵にまわしたら。どうなるのかわからない。
自分が否定されてしまうかもしれない。
怖い。
だから。君を完全に肯定することはできないかもしれない。
僕も君が間違っていると思う時だってあるから。
だから、せめて。
君の居場所になってあげたい。
君のことを肯定しきれなくても。
君が世界から否定されても。
君が横にいることは肯定するから。
そんな自分になりたい。
君がどんな時でもいられる。君だけの居場所に。
そんな自分に…。
君の目からこぼれ落ちた雫
それを見ていると、胸が締め付けられて
悲しくなって、目頭が熱くなってきて
僕の目からも雫が流れそうになる
それを堪えて、君を抱きしめる
肩を振るわせる君の背中をさする
君の悲しみを。君の辛さを。僕が受けたかった。
でも、それを和らげようとはした。
どうだったかな。
ねぇ。空の上の君。
僕は、君の支えに、なっていたのかな。
もしも未来を見れるなら?
僕は見たくない
これから歩む未来は、辛くても、苦しくても、
逆に楽しくても、嬉しくても、
それらを見たいとは思わない
人生は、先がわからないから人生であって、
先がわからないから、苦しんで、
先がわからないから、嬉しくて、
先がわからないから、歩んでいくものだと思う
未来がわかってしまったら、なんのために生きているのかわからなくなってしまうと思う
「あ、この後、前の人が鉛筆を落とすな」
「今夜のメニューはハンバーグか」
何も面白くないし、何も嬉しくない
逆に、苦痛になってしまう
何もわからない未来だから、面白い
何も見えない未来だから、苦しい
それが、人生だから
無色の世界
僕が過ごした世界
色がついてないわけじゃない
ただ、生きる意味がわからない
自分の存在意義が、わからない
だから、何も魅力的に見えない
全てが、色褪せたドライフラワーみたいなんだ
そんな無色の世界に、色をつけてくれた
1人の歌声が、僕の世界に色をつけた
花を美しいと思い、鳥や猫を可愛いと思い
人を愛おしいと思い、人生を素晴らしいと思える
人が変わるきっかけなんて、些細なことで、
それは、良くも悪くも、すごいこと
みんなも変われる、何かがあるから
明日を生きよう
桜散る
庭の桜は、もう散った
昨日の雨に運ばれて
地面にひらひら舞い落ちた
私の桜はもう散った
新たな蕾をみつけるために
私の桜とおさらばしよう
愛しのあなたは私の桜
私の愛したあなたは桜
あなたの愛は、散ってしまった
私の愛も、散るしかなかった
桜に終わりが来るように
私の愛も、おさめどき