今日の空は、なんともいえない天気
晴れとも、曇りともいえない妙な空
なんだか、ため息をつきたくなるのだが、ため息をつくこともなんだか違う気がする。
かと言って、空を見て外で遊んで楽しむのも違う気がするし、落ち込むのも違う。
まぁ、気分が上がらないのは確かである。
しかし、下がりきってるわけでもない。
微妙な感じ。
まぁ、眩しいほどの太陽が照っている日とか、
バケツをひっくり返したような雨とか、
人が飛ばされてしまいそうなほどの台風とか、
足が埋まってしまうほどまで降り積もる雪とか、
そんな極端に気分が上下する天気ばかりじゃないってことかな。
こんな中途半端な天気も、たまにはある。最悪な天気の時もあるし、最高な天気もある。
そんなふうに、未来は誰にもわからない。
今日は空から、そんなことを学んだ。
人っていうのは、どんなものからも学びを得られるものだ。
こんな天気も、悪くない。
ねぇねぇ、不思議だよね
今の1秒で、この地球に何百もの小さな命が生まれてるんだよ
不思議だよね
今の1秒で、この地球から何百もの小さな命がいなくなってるんだよ
ねぇねぇ、不思議だよね
僕たちの小さな、小さな命が、何十億も地球上で生きていて、死んでいて、生まれてて。
今すぎている小さな時間の中でも、たくさんの命が消えて生まれて、存在してるんだ。
今死んでもおかしくない僕らの小さな命。
生きていられていることに感謝を。
僕らが生きていることに、感謝を。
僕の愛を君へ
私の愛をあなたへ
君だけを、
あなただけを、
「「愛してるよ」」
I Love You…
太陽のような
太陽のような、その明るさで。
太陽のような、その暖かさで。
太陽のような、その優しさで。
僕の、僕だけの心を救ってくれないかな。
太陽のような、、その明るさで。
太陽のような、、その暖かさで。
太陽のような、、その優しさで。
僕の、僕だけに明かりをともしてくれないかな。
太陽のような、、、その明るさで。
太陽のような、、、その暖かさで。
太陽のような、、、その優しさで。
僕の、僕だけを温めてくれないかな。
僕の、太陽。君のこと。
君の、太陽のような...で。僕の...を…。
僕は0から始まった。
感情も、思考も、何もなかった。
そこから、1にすることが、難しかった。
家族は僕にいろいろしてくれた。
お医者さんも全力を尽くしてくれた。
でも、0.1にすらならない。
みんなが諦めていたその時、君が現れた。
君は、何も欲しがることなく、何も強制せず、ただ隣にいて話しかけていた。
僕はその時、「疑問」という+1を持ったんだ。
『なんで、そんなに語りかけてるの?』
それを聞いて君は、とても驚いた後、笑っていたよね
そこからの僕は、今まで足してこなかった分を取り戻すかのように、時には掛け算もして、0の頃なんて嘘みたいな生活を送ってきた。
80年後、90歳になった。
「ごめんね、僕は、先に終わるみたいだ」
僕の1となってくれた君にいう
「何言ってるのよ、0に戻るだけでしょ、当たり前のことなのよ」
君は、不思議な人だった。何を言っているかわからないけれど、なぜかその言葉たちは、ストンと、腑に落ちた。
「でも、これだけは言いたかったんだ」
「なぁに?」
「僕の、1になってくれて、ありがとう。君には、感謝しても、しきれないよ」
これは、僕が思っていた本心だ。
「いいのよ、もう慣れているし。また次の時にも、その次の時でも、私が1にして、2にして、3にも、4にだってしてあげるから」
ほうら、不思議だ。でも、この言葉には、聞き覚えがある。なぜだろうな。
「だから、安心して、待っていてね。私が、あなたと一緒にいるから」
「いつまでも、いつまでもよ。約束するわ」
そう言って、手を握って、祈ってくれる。あぁ、なんで優しいんだ。この行為すら、僕に足し算をしてくれる。
「僕はもう満たされた。君のおかげだよ」
君はにっこりと笑って、「満たされたのは私の方よ」と、小さく呟いた。
だんだんと体がホワホワとしてくる。多分迎えがきたんだと思う。
僕と君は、見つめあって、微笑みあって。最後に涙を一粒流して、僕は目を閉じた。
「幸せだった…」
最後に言ったその言葉は、ちゃんと言葉だったのかな
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僕は、0から始まった。
何も思わないし、何も感じなかった。
今日は、公園のベンチに座って、何も感じないけれど、空を見上げていた。
「となり、いいですか?」
僕は何も答えない。それに苦笑した女性は、隣に座る。
「今日の空、綺麗ですよね」
僕は何も答えない。それを気にもせず、話し続ける。
この女性の雰囲気、口調、仕草に、僕は懐かしさを覚えた。
まぁ、どうでもいいか
それにしても、「何故」この人は僕に話し続けてるんだろう。