空蝉

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9/10/2024, 3:11:42 PM



半年ぶりの散歩

高架下に漂う煙と煙草の匂い

あいつから貰うセッタ

ライターはガス切れ

仕方なく口元から奪う火種

クラクラする14ミリのタール

少し肌寒い帰り道

拭えない喪失感

とほんの少しの寂寞

夏が終わる






9/1/2024, 3:14:43 PM

開けないLINE


僕は弱いからいっつも逃げてばっかで
知りたくない、何も知りたくないから
君の最後の言葉からも逃げて
そうやってずっとずっと逃げて
この先も一生開くことの出来ない君のLINE
それなのにもう届かない君からのメッセージを
僕は何故か待ってる

8/30/2024, 3:59:03 PM

お願いです何も告げないでください。

これ以上踏み込まないから、 何も聞かないから、

傍に居させてください。


8/28/2024, 4:28:13 PM

/突然の君の訪問。

いつものように君はやってくる。
誰につけられたのか自分でも分かってなさそうな
その赤い首元を隠そうともしないで。
タバコの煙と共に僕ではない誰かの残り香が肺を侵食する。
1時をさした時計の針の音が微かに聞こえる。
だめだ、飲みすぎてる。君の唇がずっと色っぽく見える。
くらくらする。だめだ。
僕は軽薄な欲を愛とこじつけるような奴らとは違う。
どうかしてる。僕、君を愛してるのに。

8/21/2024, 4:43:16 PM

鳥のように

あの子はいつも鳥になりたいって言うんだ
鳥のように自由に空を飛びたいって
こんな窮屈な世界で生きたくないって
だけどね、こんな世界でも自由に羽ばたけるって
僕は信じてるよ

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