空蝉

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7/18/2024, 12:01:40 PM

ずっとあの夏の雲を追いかけてる。
君がいた夏、甘すぎた夏。

7/15/2024, 8:38:50 PM


終わりにしよう
もうさお互い辛いだけだからさ、
こんな関係行き着く先がないもの。

あの日そう言った君に言えばよかったんだ。
行き着く先なんてないよ、分からないよ。
だけど僕は君が好きなんだ。
一緒にいたいんだ。って
ただ強く抱きしめればよかった。

7/10/2024, 3:24:09 PM


目が覚めると
カーテンの隙間から光が漏れている、暖かい。
隣にいる君は、まだ寝ているようだ。
君の寝顔を暫く見つめる。 幸せだ。
長い睫毛がぴくぴくしてきた。
ぱち、黒い瞳が僕を捉える。
「おはよ。」
「おはよう。まだ寝ててよかったのに。」
君にそう言った瞬間目の前が明るくなる。
堪らず目を閉じ、もう一度開けると
見慣れた天井が見えてきた。

あぁ、やっぱり
まだ寝ててよかったのに 。

7/1/2024, 11:24:21 AM


窓越しに見えるのは、
沢山のプリントを両手で抱えた彼女。
職員室にでも行くのだろう。
絹のような髪が風で揺れている。

「先生、」

思わず窓を開けてそう口にした。
彼女は振り返らない。当たり前だ。
ここは4階の教室。
声が、届くわけない。
彼女に、届くわけない。





6/29/2024, 1:29:39 PM

/入道雲

暑かった。とにかく暑かった。
梅雨が明けたばかりだというのに蝉は鬱陶しい程
鳴いていて、アスファルトには影の下まで辿り着けなかった
悲しいミミズ達がそこかしこに転がっていた。
空にはでっかい入道雲。
雨降ってくるんかなー。とか呑気に思ってた気がする。
少し離れた影にあいつ。

入道雲とあいつ。似ても似つかない。
なのになんで思い出す。もうなにもわからない。
ただ、真っ白な入道雲は俺をひどく虚しくさせる。

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