踊りませんか？




一緒に踊りませんか？と言われても、踊れない。
完璧に踊らないといけないのではないか？と不安がある。
相手に身を任せれば良いと言うが、それはそれで申し訳ない気持ちと難しい気持ちがある。
踊れる人が羨ましい。心からそう思う――

巡り会えたら　




もしもう一度君に巡り会えたら、たくさん好きだよと伝えたい。

奇跡をもう一度



愛兎たちと出会えたのは本当に奇跡だと思っている。
奇跡がもう一度あるのならば、愛兎たちに会いたい。
そして、抱きしめて、愛していると――

たそがれ



薄暗くなった夕方。
坂道をのんびり歩いていると遠くの方から聞こえてくる鈴虫の声。
風が吹くと、その風は少し肌寒く感じる。もう秋か――
薄暗いから人の表情はあまりわからない、この黄昏時が好き。
何も考えずのんびり、のんびりと歩く。気を使わなくていい。
今にでも、自分がこの闇に溶けていきそうな。そう思う――

きっと明日も




きっと明日も良い日になると思って布団に入って眠りにつく。
悪いことを考えて眠ると必ず、悪くなる。
なので、良いことを考える。そうすれば、ちゃんと返ってくるから。