文月

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3/24/2026, 11:00:18 AM

『ところにより雨』


こんな雨の日は好きになれない

降ったり
止んだり
かと思えば降ったり

なんで降っているのに
晴れているんだ

にわか雨か
やめてほしいものだ

お願いだから
帰る時には晴れていて

家に帰る前に
風邪をひいてしまっては困る

降るなら
ザー!と降って
終わってくれないか

3/20/2026, 2:55:13 AM

『胸が高鳴る』

胸が高鳴った瞬間は、
登山で崖を登ったときだった。

この上には、どんな風景が広がっているのだろう。
そう思った瞬間、胸の鼓動はさらに速くなる。

胸が高鳴るのは、頂上に立った瞬間だけじゃない。

足場の不安定な崖に手をかけ、
一歩ずつ体を引き上げるたびに、
心臓は強く音を打つ。

滑りそうになる恐怖と、
それでも進みたいという意志がぶつかり合い、
呼吸は荒くなる。

やがて最後の一手を伸ばし、
体を引き上げた先に広がる景色。

登ってきた崖の下を見て、
「ここを私は登ってきたのか」と恐怖を覚える。
それと同時に、達成感が全身を包み込んだ。

周りの目など気にする間もなく、
「フォォォォォオ!」と高らかに叫ぶ。

「登ってやったぞ」と、
全身で実感する瞬間だった。

3/6/2026, 8:14:10 AM

『たまには』

たまには

何もしない日があってもいい。
頑張らない日があってもいい。

人はずっと走り続けるように
できていないから。

止まる時間も、
ちゃんと生きている時間。

1/24/2026, 12:47:29 PM

『逆光』


太陽が照りつける日差しの中で、
花の写真を撮る。

どこに立っても、
光は正面からやってきて、逆光になる。


―どうすれば、きれいに写せるのだろう―


写真が上手い人は、
いろいろ設定を変えるらしい。

でも、そんな面倒なことはごめんだ....。

いつの間にか私は、
このスマホの最低限の力で
どう撮ってやろうかと、太陽と勝負していた。

そうだ、
花をアップにして
逆光を使ってやろう。

「お花のかくれんぼ」
じゃなくて、
「光に照らされたお花」にしてやろう。

よし。

1/17/2026, 7:39:05 AM

『美しい』

眠っているときの、彼の顔がいちばん美しい。

最近流行りの美容男子で
お風呂上がりには欠かさずパックをする人だ。

そっと覗き込むと、
きめ細かい肌に長いまつげ、
高くまっすぐ通った鼻。

角質ケアを怠らないせいか
唇までなめらかで、思わず見入ってしまう。

敏感肌で乾燥肌の私からすれば、羨望のかたまりだ。

起こさない程度に鼻をつまんでみたり、
ウインドチャイムみたいに
まつげを指でそっと揺らしてみたり。

小さな意地悪をしても、彼は眠ったまま。

でも、この美しさは偶然じゃない。

毎日の手入れを続けてきた
その努力の結果なのだろうと思う。


…私も、負けずに飽きずに頑張ろう。

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