"あなたはこの世でたった一人しかいないんだから"
そんな言葉聞き飽きた。
その一人しかいない私に、、、
価値はある?
なんにも知らないくせに、、、
"ちゃんと生きなさい"
"責任を持って楽しみなさい"
"いなくなろうなんて考えないで"、、、、
なにそれ、、、
あなたが大切アピール?、、、
ちゃんと生きれないのは、、、
全然楽しめないのは、、、
いなくなりたいと思うのは、、、、、誰のせい?
責任ってなに?
勝手に産んで、、、
勝手に生かして、、、、、、
、、、私は産まれてきたいなんて思ってない、、、、
この世に生きたいなんて、、、願ってない、、、
この気持ちが、、、あなたに分かる?
早い、、、、
うるさい、、、
静かにしてよ、、、
気温は30℃を超える猛暑なのに、、、
寒いよ、、、
体が動かない、、、
動かそうと必死で、、、大丈夫、大丈夫
そう言い聞かせてもがくけど、、、できない、、、
怖い、、、
みんなが僕を笑うんだ、、、
みんなが僕を、、、馬鹿にする、、
違うんだよ、、、分かってるけど、、
もしかしたら、、、って、、
すごく、、、怖い
でも、、、誰も分かってくれない
分かろうと、、、してくれない
"やる気がないんだ"
そう決めつけて、、、
僕を怒るんだ、、、
もう、、、やだよ、、、
誰か、、
わかってよ、、、
秋
過ぎ去る速さは尋常じゃなくて、
存在を忘れてしまう
あれ、、、
もう秋?
気づいたら赤く染まる木々
黄色とオレンジのグラデーションもあったっけ
僕は茶色も好きだな、、、
踊るように落ちて、、、
楽しそうに風と舞う
気付けないほど短くて、、、早い
それでもちゃんと、、、
思い出深い
いいな、、、
僕も、、、、、
秋になりたい
"どうしたの?"
"話聞くから、言ってごらん?"
いくら待っても、
いくら我慢しても、
自分には決して向けられない
分かってる
期待なんかしてないし、
はなから諦めてるから
そう言って自分を宥め笑うしかない
感情は、、、こもってない
別に気にかけてもらわなくたっていい
全部一人で耐えればいい
全部一人で抱えればいい
全部一人で、、、何とかすればいい
もうどうでもいい
みんなの関心なんて必要ない
僕は一人で...寂しくない
僕は...大丈夫
僕...は.....あ、、れ?
なん、、で?
僕は、、大丈夫なはずなのに...
止まらない..
止まらないよ...
あぁ...
視界が歪むほど大きな滴は、
壊れかけの僕に
"助けを呼べ"
そう告げた。
見つけた
小さな貝殻
かけてるやつ
綺麗なやつ
もう片方がないやつ
どんなやつでも
小さい頃は嬉しかった
小さい頃は興奮した
小さい頃は大切にした
見つけた
小さな貝殻
あ、、、かけてる
ならいらない
あ、、、綺麗だな
でもあってもしょうがない
あ、、、もう片方がない
あったほうが珍しいよね
今はもう...興味ない
今はもう...必要ない
今はもう...
ただの貝