ウーレ

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10/19/2025, 11:21:55 PM

き きみの声を
み 見つけてみせるの
が 瓦礫の下から

つ 繕うように
む 結んだ口元も
ぐ ぐっと堪えて

う 嬉しそうな顔をした
た たからものを

【君が紡ぐ歌】

10/13/2025, 11:12:24 PM

私の恋はまるでセミである。

化粧やおしゃれは興味ないの一点張りで。

どこか異性の影を避けている。しかし恋されたら…という淡い幻想を胸に抱いて。

__さなぎの私、ある強烈な存在に焦がれた。

恋とは、なるほどムスクのような薫風が吹くのだ。

__散るな。

_まだ散らないで。

巻き起こった一陣の旋風は焼ける臭いがした。

隣で笑っているのは、私じゃなかった。

__号哭すら届かず。

残ったのは果敢ない骸だけだったのだ。


【LaLaLa Goodbye】

10/10/2025, 11:11:41 AM

新しき生命を迎える列車に、君は乗車したことはあるか?

私はない。

何故なら、それは黄泉から出発しているからだ。

コスモスが揺れる列車に、君は乗車したことがあるか?

私はある。

何故なら、それは現世から発つものだからだ。


【一輪のコスモス】

10/7/2025, 3:28:24 AM

私が最後に文章を書いたのは、実に約10ヶ月前だそうです。

つまり私の葉はずっと燃えていて、

今は焼けた葉の色を確かめているのでしょうか。



【燃える葉】

12/28/2024, 10:29:09 AM

 冬休みが始まりました。

 寒々とする空気と戦いながら生きる人々が、とても眩しく美しいですね。

 さぁそんな今年の冬。冬休み。学生にとって鬼門であろうものは宿題でしょうか。

 私のクラスでは以前と比べ提出物は少ないのですが、私にとって難所と言える課題が一つだけ伝えられました。

 それは、【文章を書くこと】。

 この課題は恩師とも言える先生が読み、評価を付けます。

 次の日会うような人に、しかも恩人に見せるなんて、当然ながら緊張します。

 しかしそれだけでは難所とは言いません。

 大きな理由は、この先生に
『お前は文章を少し勉強しておいた方が良い』
  というような話をされたからです。

 私の文章は稚拙です。

 自覚している問題が沢山あります。


 この話をされた状況を言えば、怒るべきだとのことでしたがそれは割愛します。


 きっと先生としては、純粋なアドバイスでしょうから。

 だから私は、怒る代わりに見返してやります。

 成長したなと心の中で呟かせるような文章を見せたい。

 どれだけ辛くても、絶対に書き上げてやります。

 この壁は、眺めるにしては面白味がありませんから!

 
 
_____冬休みは、貓とこたつと原稿用紙を。

皆さま、お身体を大切に。




【冬休み】

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