秋色
最近の夕焼けはとても美しい。
さり気なく空を見上げ、心奪われる
一瞬で…私の全てが止まる。
秋になると雲の色、夕焼けの赤、
風の香り
嗚呼、秋がいつの間にか側まで来ていたんだな…
一刹那毎に色を変え濃くなっていく空
あの人とこんな夕陽を一緒に眺めて過ごした日々が懐かしい…
終わる…その少し前に鮮やかな燃える秋色を世界に見せつけ、そして静かに消えて冬色と変わって行く。
今、私の周りは賑やかで幸せが溢れている。
この時を味わうための今までの辛酸
あれ程の思いを乗り越えたから、今この幸せを感じられるのだと思う。
私の秋色は今艶やかに紅葉している。
あっという間に忍び寄る最期の冬を感じながら、穏やかに日々過ごしていこう。
大いなる力、此処まで連れてきてくれたことに感謝して…。
あの日、心にも無い、思いもしなかった言葉を口にした。
言葉にしてから自分が1番びっくりした。
でもその瞬間から私達の運命の輪が回り出した。
前世で何かあって…ずっと長い間眠っていた前世の自分が何か感じて口にした言葉。
「ずっと待ってた」
あぁ運命には逆らえない。
流れに任せた結果…
私達は同じ泥舟に乗り…嵐の中に…
前世での因縁はどうなって、どうなったのか?
そんなもの無いよ、ただ出会い別れた、それだけさと。
最近、新しいことを立て続けに始めたせいか、初めましての人たちと何度も何時間も付き合うことが多くなった。
お互い探り探り、何処まで本心なのか、みんな言葉上手褒め上手。
名前をしっかり覚えられないのにみんなは何度も私の名を呼んでくれる。
人間嫌い、人間不信、社会不適合の私は初めての人とは何故かおしゃべりが弾む。
何年も付き合ううち面白くない人になっていく。
思いやりとは、人に寄り添うとは、空気を読むとは?
わからないまま生きてきて、未だに分からずこれからも口先だけで生きていく。
無我夢中なら、忙しくしていれば、
学び続けていれば…。
ぽっかり空いた暗闇に、引きずり込まれないと思う。
怖い。突然の虚しさが私を包み出口が見えずにコントロールを失う。
何処に向かうのか、自分は何なのか、何を支えに生きれば良いのか。
貴方に褒められたい。
貴方に甘えたい。
貴方のとなりを歩きたい。
道標が欲しい。
フィルター
空は透明なのにその時々で見える色が違って見える。
清々しい青空なのに遥か遠い宇宙の暗闇に思いを馳せる。
どんより曇った息苦しい空なのに行ったことのない地平線の果てからの様々な人達の声を想う。
自分は不器用な無力な奴なのに、何でもこなす要領の良い人と言われる
その人は初めの印象で見た又は感じた私をずっとその思いで見続ける。
そしてこんな人だったのねと…いつか思い違いにがっかりしたりびっくりしたり…。
だれもが無意識に勝手なフィルターで世の中をみる。
なにが正解なのか分からないまま
自分のフィルターを正義と信じる。
赤とんぼは夕焼けを飛んで赤いメガネになったのに…
私のメガネはいつも濁っている。
仲間になれなくて
子供が3人産まれた。
私に似ず頭が良くて性格も良い。
スポーツも色々挑戦し表彰されて来た。
歌や踊りもみんなで楽しめる。
家族で集まり食事やお酒で賑やかに過ごす時…
私はとてつもない孤独を感じる。
ひがんでいるわけではないが、なににもなれず何ひとつかなわない。
仲間になれない淋しさを家族の誰も分からないだろう。