みかん
子供が晩ご飯のあと言った。
ヤカンの上にあるみかん…アルミ缶…❢ 大爆笑❢
今年は高くて買えないみかん。
毎年箱で買ってたのに…。
庭にみかんがたわわになっている、海が見える丘の上に暮らせたら…
近所に温泉があってみかん風呂、ひろーいサウナ、風呂上がり、蛇口からみかんジュースなんて、キャ~夢よ、夢❢
初夢は色んな種類のみかんの食べ比べしているんです。
冬休み
働いた!中学1年の春、新聞配達。
母の飲食店、掃除、後片付け、
出前。
高校の夏毎年スーパーでバイト。
田舎から出稼ぎ風東京の片隅、喫茶店でバイト。
結婚し子供3人抱えずっと働く。
もういいかな…。少し休ませてほしい。若い頃は一生、死ぬまで働く人でありたいと、思っていたけど。
まだ周りは働いてるしなぜ働かないの?と聞かれるけど…。
最後の冬休み…許してほしい。
変わらないものはない
変わらないもの…自分の性格?
いやいやだいぶ変わった。環境、仕事、家族、年齢…。でも基本的に根本は変わらないのかも。
変わらないものはないということは、すべては変わるということ?
毎年一斉に咲く桜。必ず春には桜は咲き雨や風で散っていく。でも同じじゃないかも…。沢山咲く年もあればアメシロでまばらな年もあったっけ。
人間が生まれる前から輝いていたらしい星達にも寿命があり消えていくものもある。
この日本の土地も少しずつ移動してるらしい。
死ぬまで愛すると誓っても変わらぬ心で歳を取るなんてあり得ないのは経験済み。
何があるだろう、変わらないもの…
この世の真実
まだ辿り着けていないだけ。
誰もわかっていないであろう、すべての真実。あるはずなのだ、全ての謎を解く真実が変わらぬ姿で、辿り着くものを待っている。
プレゼント
初めてのプレゼントは赤いバラ一本をブルーの細い花瓶と共に。
毎年誕生日にプレゼントしてくれた
時計、ブレスレット、ネックレス。
ある日時計を渡すと帰ってしまった。寂しさだけが残った。
私は言った。もう何も要らない。
あなたと一緒にいたいだけ。
もう心は離れてしまった。
私はさよならの言葉をプレゼントした。
ある日胸騒ぎがした。
なぜか早く早く見てみてと、何かに急かされたように新聞の死亡広告を広げる私。あの人の名前がそこにあった。
そして私は気付いた。
誕生日おめでとうのメールがあった事。それは亡くなる数日前。
彼の最後のプレゼント。
未来がわかっていたら、どうしただろう。私に何が出来ただろう。
彼の墓に花一輪を贈るしかすべがなかった。思い残すことがないように、後悔しないように、今を大切に生きる事を私にプレゼントしてくれたんだよね
大空
古来から人は空を見上げ生きてきた。なぜ見上げる?憧れにも似たこの思い。星占いで生活していた様に生きる為にはこの大空が与えてくれる大いなる力が必要であった。
苦しい時は慰め、嬉しい時は共に喜び、悲しい時は涙を乾かしてくれる
大きな身胸に抱かれているようで、ただ大空を見上げ全てを委ね身を任す。
遥かいにしえより吹く風が、永遠の未来へと私を誘う。きっと何代も昔の私は同じ様に両腕を広げ、胸一杯息を吸い、今に至り未来へと続いていくのだ。大空に抱かれて…。