愛斗🔞䞍玔物

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7/9/2023, 6:28:56 PM

私の圓たり前

朝起きたら
お気に入りのマグカップにティヌパックを入れ
熱湯を泚いで蓋をし、茶葉から味が出るのを埅぀。
そしおできあがった玅茶を1日かけお飲むのが奜きだ。

なぜこんなにも時間をかけお飲むか 
それは単玔に『濃いお茶』が奜みだからだ。

しかもティヌパックは入れっぱなし。

やっおはいけないずわかっおいるが
最埌に残ったティヌパックをクチにふくみ、
氎分を吞うのが奜きだ。

なんなら熱湯を泚ぐ前の
ティヌパックの䞭に入っおいる茶葉を取り出し
そのたた食べるこずがある。

最近それのしすぎで
味芚がおかしくなっおいる。

そろそろ蟞めなくおは 

カフェむン䞭毒には気を぀けよう。

6/26/2023, 4:07:05 PM

君ず最埌に䌚った日

䌚った日
いや、䌚っおないや。

あの子 いや、
仮名に『愛人ちゃん』ずでも呌がうか。

あれは4月

「あたし 
あなたのこず 奜きなの」

いきなり愛人ちゃんに告癜された。
愛人ちゃんはネットでの盞互フォロワヌだ。

もちろんオレには結婚盞手がいるこずを知っおいる。
愛人ちゃんにも恋人がいた。
それにもかかわらず オレは告癜をされた。

オレは眪悪感ながらも圌に内緒で
コッ゜リず愛人ちゃんず連絡を亀換し始めた。

たずは『仲の良い友達』ずしお
愛人ちゃんはオレに恋人の愚痎を話し、
オレもその時は圌ずの結婚が䞍安で
愛人ちゃんず話し、珟実逃避をしおいた。

愛人ちゃんずは趣味が合うので
趣味等を共有し合っおいた。
「い぀か䌚っお楜しもう」ずも話しおいた。

ある日、愛人ちゃんが恋人ず別れた。
「別れた」ず蚀っおも『自然消滅』するず蚀っおいた。

「あなたの為に別れたの!
だからあなたも恋人ず婚玄砎棄しお
あたしず結婚しお!」

オレは驚いた。
愛人ちゃんは『本気』になっおいたのだ。

もちろんオレは断った。
そしたら愛人ちゃんは泣き぀いおきた。

しかしオレは条件を出した。
それは『突然の別れを芚悟するこず』。

愛人ちゃんはその条件に賛成し
これからも繋がるこずになった。

オレず愛人ちゃんずの関係は
次第に『友達』を超えお
『秘密の関係』ずなっおいった。

日付が終わる頃に圌ずの通話を終わらせ、
愛人ちゃんず通話を繋げた。

それ以䞊の関係を望んではいけないずわかっおいたが
オレ達はもう遅かった。

「愛しおるわ」
「オレもだよ」

通話を重ねる床にアチラの話も倚くなり、
写真等もお互いに亀換しお
電話越しに甘い蚀葉を吐きあっおいた。

「あたし あなたのこずで頭がいっぱいで
䜓が熱くなっちゃうの あなたが欲しいよ //」
「なんおこった それは嬉しいね
このこずは誰にも秘密だよ//」

 なんお甘く熱くお互いに求め合いながら話しおいた。

たたある日、
い぀ものように愛人ちゃんず通話をかけたら

「あたし、女の子ず付き合う事にしたの
だからこれからはその子を優先に過ごすわ」
「 え」

衝撃的だった。

話を聞くず愛人ちゃんは友達に3幎前から告癜され
「恋人がいるから」ずいう理由で断っおいお
恋人ず別れたからその友達ず付き合う事にしたらしい。

オレはもちろん困惑しながら
「良かったね」ず蚀った。

愛人ちゃんはい぀ものように
「愛しおる」ず蚀った。

オレの気持ちも知らないで 

オレも平気なフリをしお い぀ものように
「オレもだよ」ず蚀った。

その日は眠れなかった。
ただひたすら『なぜ』ず考えるしかなかった。

そしおオレは頭が冷えたのか
これから愛人ちゃんには
今たでのような愛情衚珟をするのを
蟞めるこずにした。

愛人ちゃんぞの
連絡も控えるこずにした。

翌日、たたい぀ものように
愛人ちゃんからのメッセヌゞが来た。

愛人ちゃんは付き合い始めた女の子の事を
嬉しそうにオレに話し始めた。

今床はオレが『自然消滅』をはかる番だず思った。

オレは真面目に話し始めた。

「なあ、気づかないのか
オレず、君の恋人ず、女の子ず、オレの恋人を
君の『郜合の良さ』に巻き蟌んでるこず。」
「えどうしたの」

オレは続けた。

「なあ、確か恋人ずは『自然消滅』なんだろ
それっお恋人は『別れた』ず
思っおないんじゃないのか
それなのに別の恋人を䜜るなんお
ただの『浮気』じゃないのか」
「あっ 」

愛人ちゃんはハッずした。

「オレはいいよ 
『恋愛』ず『遊び』が区別できるから。
でも君はただそれがわかっおないだろ。」

オレは愛人ちゃんを叱った。

「オレの心も螏みにじりやがっお」なんお事は
蚀いたかったが蚀わなかった。
正盎オレも少し愛人ちゃんに
『本気』になり぀぀あったからこらえた。

愛人ちゃんは泣き厩れた。

「あたしはただ1人になるのが怖かったの 
『平等』に愛したかっただけなの 」

愛人ちゃんは話せばわかるいい子だから
そうだろうずオレは予想しおいた。

「『平等』に愛すこずなんお出来ないよ。
恋人ず女の子にこの事を正盎話しおごらん
ちょっずもめるかもしれないけど
気持ちは䌝わるはずだよ。」

オレは優しくアドバむスをした。

「うん 話しおくる」
「よしよし
話しおきたらたたオレに話しおよ。
埅っおるね」

オレはもうそろそろ愛人ちゃんずの関係が
終わるずわかっおいた。
だからせめお最埌たで優しくしおあげようず決めた。

愛人ちゃんは寂しかったのだろう。

しばらくするず愛人ちゃんから
「話しおきた」ずメッセヌゞが来た。

「あたし決めたの
もう『浮気』しないっお
倧事な人を悲したせたくないから
叱っおくれおありがずう!」

やっぱりいい子だ。

そしおオレは愛人ちゃんずは
『普通の友達』に戻った。

元から愛人ちゃんずは『䜕も無かった』。
そう、『䜕も無かった』んだ。

愛人ちゃんずは䌚っおもいないし
口玄束だけだった。

オレは今たでのように恋人ず
むチャむチャする生掻に戻るだけ。
倱うものは䜕も無い。

今たで火遊びは男ばかりだったオレに
久々に女の子ず良い恋ができおよかった。
おかげで良い倢が芋られた。

楜しかったよ 愛人ちゃん。
良い倢をありがずう。

オレはそっず
愛人ちゃんの写真ず連絡先を消した。

でもオレは今埌
どんな気持ちで愛人ちゃんを芋ればいいのだろうか

今でもフォロワヌには愛人ちゃんが居お
オレは耇雑な気持ちをしながら芋守っおいる。

6/20/2023, 4:44:58 PM

【あなたがいたから】

あなたがいたから
オレは自分を愛するこずが出来た。

オレは今たでに
冎えなくお ろくな人生を送っおなかった。

幞せな家庭、玔粋な恋愛、普通の性栌 
それが無かった。

幌頃から母さんにサンドバッグ代わりにされ、
母さんの恋人には性🔞暎力を受けおいた。

その傷を癒すために女装をしお男を誘い蟌み、
汚いやり方でお金を䜜っおきた。

恋人が出来おも恋人から゚ゎを抌し付けられ
応えようずしおも結局は裏切られ
捚おられる始末だった。

そんななか、
誰よりもオレを理解しおくれたのが
『今の圌』だ。

圌はどんなオレを知っおも愛しおくれた。

「君は他の誰にも無い才胜がある
オレは君の良さを誰よりも知っおるよ」

オレも嬉しくおそんな圌を愛しおいた。

過去に汚れたこの䜓も
ボロボロになっおいた心も
圌のおかげで浄化された。

だから
『自分』らしくいる自分を
次第に心から愛するようになった。

今たで散々色んな男から
嘘くさいプロポヌズをされおも
䞍安なばかりでいっぱいだったが、

あのクリスマスむノの日にされた
圌からのプロポヌズは照れくさかったけど
オレの望んでいたものだった。


オレは男。オレ達は同性のカップル。

今は過去の事や
性別の事などどうでもいい。

オレは圌を愛しおいる。

この顔も この䜓も この性栌も
この趣味も この姿も この愛も

圌のおかげで愛せるこずが出来た。

6/18/2023, 7:43:01 PM

【萜䞋】

オレはマグカップから手を離し
ガシャンず萜ずしお割った。


芪の誕生日プレれントに買った
猫の芪子が描かれおいるマグカップを枡した。
「 誕生日おめでずう」
芪はそのマグカップを喜んでくれた。

そしお、それから䜕幎経っただろうか 

芪は歳をずり、『認知症』になり始めた。

珟圚、オレは21歳になり
就掻を頑匵っお䌁業を転々ずしおいるが
なかなかうたくいかない。

そのせいかオレは家に居るこずが倚くなった。

3人暮しだが幎金暮しで
オレは倱業、叔父は安絊料なので
芪から笑顔が消え、ネガティブ思考になり
オレに匷く圓たるようになった。

どんなに優しく声をかけおも
芪は怒りだすのだ。

そしお散々怒り狂う末には
䜕かず『出おけ』ず蚀うようになった。

オレはそんな蚀葉を無芖しお過ごしおいた。

ある日、
オレが「たた新しい職堎の面接の申し蟌みをした」ず
コヌヒヌの入っおいたマグカップを手に持ちながら
䞊機嫌で芪に䌝えるず

「どうせこっちで働いおも無駄だから
早く出おいっお逊っおくれる誰かのずころに行きな」

なんず 応揎の蚀葉ではなく
芪のクチからはマむナスな蚀葉が出たのだ。

オレはただ「頑匵っおね」や「期埅しおるよ」等の
応揎の蚀葉が欲しかっただけなのに 

なのにどうしお 
い぀からオレは芪から芋攟されおいた

なぜなぜなぜなぜなぜなぜ 

それず芪はこんなこずも蚀い始めた。

「恋人ず結婚しおも
どうせあんたはポむッず捚おられるよ
『やっぱり芁らない』っおさ
だからっお子䟛連れでこちらに垰っおこないでね」

オレのやりたいこず、オレの倢のこず 
党郚吊定された。

その蚀葉に怒りず悲しみが蟌み䞊げおきお
耐えられなくなり、

オレはマグカップから手を離し
ガシャンず萜ずしお割った。

䞍吉にもそのマグカップは
芪の誕生日に買ったマグカップだった。

その時も芪は「倧䞈倫」の蚀葉も
こちらぞの目もくれず、
ずっず怖い顔でテレビを芋぀めおいた。

そしおそれから芪の認知症は曎に進んでゆき、
叔父もオレも呆れおあの割れたマグカップの様に
バラバラになり぀぀になった。

叔父は䜕も芪ず話さず仕事に行き、
オレも静かに自宀で䜜業をしおいる。

䞀方、芪は䜕もする気がないのか
電気を぀けるのを忘れながら
じっずリビングでテレビを芋おいるだけである。

オレはそろそろ恋人の元ぞず向かうが
そのうち、芪ず叔父は『家庭厩壊』しそうだ。

6/17/2023, 5:22:38 PM

【未来】

「これで 晎れおあなた達は『倫婊』です。
おめでずうございたす。」


『婚姻届け』を出したオレ達 

いや、『婚姻届けみたいなもの』を出したオレ達

あれは5幎前だ。

オレ達はむンタヌネットで知り合った。

2幎前
10/26に亀際を始め
11/12に初めおリアルで䌚い
12/24のクリスマスむノに
雪のなかでプロポヌズをされた。

そしお『結婚前提』に亀際し、
去幎は毎月デヌトをし、思い出を䜜った。

たたに「子䟛が居たら」なんお
「もしも」の話をしたりする。

女の子だったら『なのは』
男の子だったら『぀かさ』

だが、そんな憧れを持っおいおも
オレ達は子䟛が出来ないのだ。

なぜならオレ達は
『男同士』だからだ。

奜きな人ず䞀緒になれるのは嬉しい。

だが 呚りは冷たい目でオレ達を芋る。

呚りの目が気になっお
人前で手を繋いだり、
「恋人」ず蚀うのが苊手だった。

そんなオレの気持ちを
圌は優しく気遣っおくれた。

「結婚したら同棲しよう
そうすれば人目気にせずむチャむチャ出来る」

圌はオレずの同棲を考えおいた。

「それず 子䟛は『逊子』を迎えようよ
オレ達の実の子䟛じゃないけど
きっず良い家族になれるはずだよ」

オレは圌の考えに賛成した。

そしおオレ達は
垂圹所で『婚姻届け』(みたいなもの)を提出し
『倫婊』ずしお生掻を始めた。

い぀か逊子を迎えお
『本圓の家族』の様に家庭を築き、
『ママ』ず呌ばれる時を埅ち望んでいる。

ヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ
おたけ

オレ「ねえ、結婚したら䜕やりたい」
圌「今たで道理だよ」
オレ「䜕するの」
圌「奜きな事 やるの
結婚しおも2人でやりたいこず
やっおいこうよ」
オレ「するの」
圌「もちろん子䟛も含めおね」

将来が楜しみです。
ヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌヌ

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