8/27/2023, 4:25:44 PM
雨声は私に語かける。
それに応えるように天を見上げた。
ほのかな温かい光に雨粒は照らされ
薄い雲からは星々が降っていた。
彼等は瞬く間に銀河を創り上げる。
ただその中の一欠片が
天を見つめるばかりの目に
吸い込まれた。
私にはそれがとても眩しく
何よりも美しく見えた。
【雨に佇む】#29
8/26/2023, 3:18:49 PM
今日は現実日記を。
大粒な雨を降らせる雲の下。
今日は
“貴方の優しさ”に
自然と笑顔になれました。
雨天な私の周りに
“虹”をかけてくださったのですね。
【私の日記帳】#28
8/25/2023, 11:20:38 AM
木漏れ日のような
柔らかい光が窓から差しこんでいる。
いかにも真面目そうな君は、
いつもの参考書を逆さまに持った。
眠そうにする目はいつにも増して
私の胸を熱くさせた。
明日は、
向こう側に座ってみようかな。
【向かい合わせ】#27
8/24/2023, 11:25:47 AM
ある日の風の吹きしほど。
外履きを履きていづと、
時雨降りいだしき。
これより待ち合はせと言ふに、
そはやむべきとも言はむや。
我日ごろ天気の悪しき日は
やるせなき心地ぞになりける。
【やるせない気持ち】#26
8/23/2023, 1:50:38 PM
純白のワンピースを纏う鴎。
君は藍色と青色の境界線を
縫うように羽ばたいていった。
ちっぽけな僕が出来るのは
それを見届けることだけ。
神様、どうかどうか--。
彼処に手が届くような
翼をください。
【海へ】#25