気付いたらイライラして、君に腹がたってた。
嘘でも、本当でも、信じてくれない。
肝心の時は気付かない。なんで?なんでなの?
自分勝手だよねほんと。
好きだからいいと思ってんの?
ずっと私がついて行くと思ってんの?
なんなの、それ。
その思考気持ち悪い。
こんな愚痴言ってるけど結局振り回されて何も文句言えず自分勝手に時間は過ぎるんだよな。秋恋
なんど、時間よ止まれと思ったことか。
もう戻れない あの時間。
忘れ去られた時間。
私だけがその時に居て、間に挟まれて今にも泣きそうな顔してる君。
泣いた私のことなんて知りもしないだろう。
あの場所で笑いあって帰った道 皆で買い物したスーパー
おやつを食べたあのベンチ。
全部、きえたの。
呆気なく終わりなら、私はあの場所にも 君にもまだ未練ある。
ただ、私は皆で笑いあって、一緒に帰りたいだけなのに
あしたって言える幸せ またねって言える希望。
これ以上の幸せを誰にもあげない。
時間もあっという間に過ぎるから、その過ごす時間は
貴重で重要だから、私は時間よ止まれって時に思う。
今日は空模様。
私の顔を見たら何かを言いたくなるのだろうか。
私がそんなに悪いのだろうか。
用がないのだろうか。
必要性がないのだろうね。
学校終わり、何も考えないであなたの駅に向かう。
終点は近い。
終わりに近い、この空間も終わるのだろうか。
初めて、こんな場所にデートに来た私たち。
いつもはおうちデートが多いから、少しワクワクした
手を繋ぐタイミング分からなくて、手をとっさに後ろに隠した。人が多いから私は前に進めなくなった。
彼が離れていく感じがして、怖かった。
そしたら、彼が私を見た、腕を掴んで私と手を繋いだ。
やっと繋がった。これで大丈夫。
周りにもカップルが多くて、私はそれを見て、みんないい顔してるなぁと思っていた。
時々離れそうな手をぎゅっと強く握った。
どこにも行かないで、離さないでと、思いながら。
あっという間に時間は流れた。
2ヶ月。たったの2ヶ月なだけ。
でも、それでも2ヶ月も一緒に居れるって幸せ。
喧嘩もするけどきっと大丈夫、だいじょうぶだよね、
もう十の九になった歳で何を嘆いているのだろう。
なんて、はずかしいの。ばかみたい。
私はスマホを持って入道雲を撮っていた
そんな様子を彼は見てた。
興味がない彼は冷たい声で話すから私はスマホをなおした。大きな入道雲は私が歩くと遠くなっていく。
前を向いて歩くと横には彼がいる。
歩くのが早いからいっぱい話して待ってよって雰囲気を出す。でもそんな雰囲気は私だけが気付く。
家に帰ると母に彼の愚痴を言ってしまう。
しんどくないの?しんどそうだよって言われている。
どんなけ愚痴っていてもやっぱり好きなのだ。
不機嫌になったり、私が言いたいこと伝わらなかったり
その時は大きな入道雲を見たくなる。
泣きそうな顔したら、泣きそうになってるやんって
そんな言葉で余計に泣きそうになる
彼は寂しがり屋だから。
帰るって言うと泣きそうな目をする。
だからといって帰らないという選択は無かった。
好きだからこそ、本音で話せなくて。
好きだから、我慢してしまう。
彼氏ってのが欲しかっただけだろ。って父に言われると
図星じゃないだろって自分に囁く。
彼氏が出来たからなんだ。幸せなんだよ。彼氏ってのが
私の唯一の取り柄なの。そんな馬鹿みたいな女には
なりたくなかったのにね。
入道雲は今日見れそうにないかも。見たいなぁ。
雨降ってるかな。