「仲間になれなくて」
仲間になったら何をする?
話しかけてくれる子や
君の真似を少しだけしてみたり
僕は仲間だと思ってたけれど
君たちから見たら違ったみたい
みんな楽しそうに授業を受けて
僕は近くで眺めてる
楽しそう
キラキラしていて
僕には到底届かない物なんだな
最初、学校に来たときは
物珍しさで話しかけてくれたけど
今は視界に映るだけで
どうでもいいの?
飽きちゃったの?
水の中で
口から息を吐きながら
金魚用のエサをくれた君を
今日も眺める
「誰もいない教室」
静かな教室で
黙々と掃除をする
校舎の外からは
みんなが楽しそうに笑う声
僕には友達もいないから
いつも孤独で
なんでこんな事になったんだろう
そう考えない日は無くて
空想の友達を作ってでも
寂しさを紛らわせたくて
そんな話をした時
君は笑った
いつも自分の考えに
共感してくれて
いつも僕を慰めてくれた
家族ともあまり話さないから
話し相手は君一人だった
君になら遠慮なく話せた
君の話も聞きたかったけど
君は微笑んでばかりだった
それでも
話を聞いてくれてる
そんな事実が嬉しくて
気にせずに話した
「なぁ、またあいつ一人で喋ってるよ」
「気持ち悪、、」
「空想の友達って奴だろw」
「可哀想すぎるww」
皆にはこの子が見えないらしい
何故だろう
君はここに居るのに、、
そう思いながら僕は
1人っきりで黙々と掃除を続けた
「secret love」
secret love なんて
かっこつけたいだけ?
なぜ秘密にしなければいけないの?
こんなにも愛しているのに
「妻には内緒」?
秘密にしたいような恋なの?
その程度なのね
そんなにも奥さんが嫌なら
別れてしまえばいいじゃない
あら、それは嫌?
臆病なのね
スリルが味わいたい?
所詮ただの玩具のようなものなの?
私って。
こんなにもあなたに尽くしているのに
貴方は私に返そうとしないのね。
open love なんかに惹かれるのなんて
生まれて初めてだわ。
バカみたい
体の関係だけのつもりなら
こっちから願い下げよ
あんたなんて。
「ページをめくる」
ページをめくる
嫌な思い出に蓋をするように
ページをめくる
楽しい思い出を想像するように
ページをめくる
過去なんかには知らないふりをして
ページをめくる
未来にたくさんの希望を抱いて
きっと君はもっと先を読んでいるんだろうけど
僕は君に追いつきたくて頑張って捲る
貴方への想いは
伝わらないのかな
君は過去なんてみようとしない
僕はずっと想っているのに
君は次の恋を探してる
「ふたり」
ここにない何処か
そんな夢を見てた
二人きりなら
どんな所でもいいよと
あなたは笑った
バスに揺られ
電車に揺られ
田舎を抜け出そうとした
こんなところから
早く出ていってやりたい
いい思い出がなかったんだ
僕らにとっては最悪の場所だった
前回も、
「二人きりならどんな所でも
いいとは言ったけど、
二人きりだから
整備も何もされてなくて
食べるものさえ見つからない。
ここは嫌だよ
どこか遠くへ行こう」
そう言って彼女は電車に乗り込んだ
それを追うように僕は駆け込んだ
あぁ、次はどんな理由で
嫌だと言うのだろう
段々と嫌気が差しながら
窓の景色を二人眺めた