1/4/2024, 11:18:51 AM
「幸せとは!」
とある世界の学者が意気揚々とまるでそれが世界で唯一の答えかのように幸せについて語る。
幸せなんて僕にもまだ分からないのに…
そもそも幸せとは何か
人の感情?繋がり?色々なものがある中僕はまだその答えを導き出せていない
「幸せなんて一生分からないだろうなぁ
それこそ何年、何万いや何億生きようと」
『幸せとは』
1/3/2024, 12:19:13 PM
「ふぁぁ〜…」
ここに移り住んでから何年経って何回正月というものをここで迎えたか分からないほど変わらない景色と気怠い寝起き。
まだ働かない頭をゆっくりと稼働させながら隣に居る妻を起こさないようにそっとベットから降りカーテンを開ける。
建物と建物の間からゆっくりと世界を照らしていく太陽の光が開けたカーテンの隙間から部屋に入ってくる。
「…さてと、もう一眠りするかな」
日の出が部屋に侵入するのを防ぐかのようにカーテンをきっちりと閉めベットに入る。
閉めきれていなかったのか、先程より少し明るくなった部屋では子供のような顔で寝ている愛おしい妻の顔。
そんなひとつの幸せを感じながらゆっくりとまた眠りに落ちた。
『日の出』
12/26/2023, 12:35:09 PM
ゆっくりと昔から通ってきた道を歩いていく。
遠くの方で太陽が沈みかけていて綺麗な景色を映し出している。
通る人、遠くに見える景色、雰囲気、一見変わってなさそうに見えても人々が働き生命を築き生活していく中で少しずつ少しずつ変わっていっている。
「今日は随分と上の空だね、何が思い当たることがあったの?」
ふわふわと目の前に浮いて出てくるのはうざったい幽霊。
「何でもねぇ、行くぞ」
適当に返事をして再び歩き出す。
僕も変わっていく、時計が時間を刻む事に
『変わらないものは無い』