天輝

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ゆっくりと昔から通ってきた道を歩いていく。
遠くの方で太陽が沈みかけていて綺麗な景色を映し出している。
通る人、遠くに見える景色、雰囲気、一見変わってなさそうに見えても人々が働き生命を築き生活していく中で少しずつ少しずつ変わっていっている。

「今日は随分と上の空だね、何が思い当たることがあったの?」
ふわふわと目の前に浮いて出てくるのはうざったい幽霊。
「何でもねぇ、行くぞ」
適当に返事をして再び歩き出す。

僕も変わっていく、時計が時間を刻む事に

『変わらないものは無い』

12/26/2023, 12:35:09 PM