君がいた日々は
本当は幸せだったんだな…
くすぐったい
馴れ合いの距離も
ほんの少しの
窮屈感も…
君がいなくなって
また欲しくなってしまって…
こんな僕はどうかしているね。
穴だらけのコルクボード
溢したコーヒーの染み
右側の空いたソファー
言うことをきかないトースターに
君の頬杖…向かい側のテーブル…
もう君は居ないのに
まだ こんなにも
君の声が響いてる。
そっと
季節の栞を揺らす風が吹いた
「ねぇ…」
ふいに僕を呼ぶ
君の声みたいに…。
- 貝殻 (シェル) -
あなたはいつも
優しくて
泣き虫な私のこと
ぎゅっとしてくれる
あなたはいつも
まっすぐで
あなたがしてくれる
二人の未来の話…
いつも私をドキドキさせる
あなたはいつも
弱さを見せない人だから
たまに不安になる…
いつも あなたは
この心の真ん中にいて
あなただけを刻みながら
この胸の鼓動は優しく高鳴ってく…
甘え下手で
不器用な あなただから
たまには私から
ぎゅっと後ろから
抱きしめてあげるの。
- あなたへ… -
笑ったり…
怒ったり…
落ち込んで…
泣いていたり…
君はいつも
忙しく表情を変えてく
僕の太陽のような人。
君が笑うだけで
この心は満たされて
怒る君がいれば
またひとつ 君のことを知った
落ち込んでる君がいれば
その儚げな横顔に
愛しさを感じて
泣いてる君がいれば
その涙ごと
君のこと守りたくなる…
こんな気持ちを
言葉にしたら
一体、君はどんな顔を
僕に見せてくれるかな…
柔らかい風が吹く春に
木漏れ日に照らされた
君をみつめて
僕はただ…
そんなことばかり
考えてしまうんだ…。
- 木漏れ日のラブソング -
あなたを
待ち焦がれて…
待合室の曇りガラスに
そっと描いた
にこにこマーク。
あなた好みのオシャレも
今日の為に切った
肩までの髪…
予定の時間より
駆け足になる
この気持ちも…
あなたがくれる
可愛いな…
そんな何気ない
ひとことが欲しいから。
電光掲示板を見つめて
時計を見て…
募る想いが
時間を追い越していく…
曇っていく
にこにこマークが可哀想
そっと手を伸ばしかけて
一瞬だけ…
時が止まる。
窓越しに手を振ってる
くしゃくしゃ笑顔
私だけの…
にこにこマーク。
- mark... -
こんな機会なので
初めまして。
いつも つたない作品を
読んでくれて ありがとうございます
どこにも書けないこと…
その日のお題に
恋愛要素を絡めて
男性からの目線
女性からの目線
大体、交互に書くことが多いんですけど
男性目線からの文章は
ほぼ、自身の実体験なんで
アップして読む返す度
少し恥ずかしい気持ちになってることです。
毎日、皆さんの作品を読んで
色々な言葉や想いに浸って
その場面を擬似体験させてもらってます
いつも素敵な言葉達をありがとう…。
それでは。
- いつも、ありがとう。 -