DAISUKE.

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2/6/2024, 9:28:35 PM


もう今更

引き返すつもりはないけど

もしも あの時に

なんてさ…


そんな

たらればを並べて

君が笑ってる未来を

想像しているよ…。



出逢った瞬間に



恋に落ちた時に…

見上げて数えた夜空の星

無数に浮かんで

重なっていく偶然を集めて

この胸に感じたソレを

柄じゃないけどさ

大袈裟な名前で呼んでいたよ…。



君は今どこかで

幸せにしているかい?



時を刻む音が

君を足早に連れ去っていく


いつか またどこかで

重なる日がきたら

あの時は…

そう言って

また笑ってくれるかな…


ゆっくりしか進めない

こんな僕のことを…。




- 時の音 ~長い針と短い針~ -










2/2/2024, 9:34:40 AM


そっと…

揺らされて


時には思いっきり…

揺らされて


恋するって

いつも心が忙しい。


あなたの

おはようから

始まる今日も…


あなたの

また明日

って終わってく今日も…


私の心を前に押しだして

切なく後ろへ

戻していくんだ…。



いつか

あなたと2人

せーの…

そう言って

一緒にこぎ出して

前へ 後ろへ…。


あなたがまだ知らない

そんな恋を

そっと 暖めて


こわいような

だけど

やっぱり心地いい…


この想いを

前へ 後ろへ

今日も私は

ゆっくり漕ぎ出すの…。




- ブランコ -








1/30/2024, 9:33:02 AM


大人になるってさ

なんだか難しい…


考えるよりも先に

動きだすことも…


この心に芽生えた


好き…


そんな想いにすら


本当にいいのか… と


この胸が問いかける。



間違いも


勘違いも…


きっと格好わるいから



今日も臆病に濁して

君の問いに


俺は好きだけどな…


そう 笑って

本当に伝えたい想いだけを

曖昧にしていくんだ…。





- I Love... -







1/29/2024, 9:24:16 AM



電車に乗って

通い慣れた

あなたの住む街。


何もない駅

まっすぐ続く並木道

いつもの笑顔が待ってる

3人掛けの白いベンチ…

あなたが住む街の匂い


そっと記憶の栞を

くすぐられた気がした。



今日 偶然だけど

乗ってる電車の中

顔を上げた先に

あなたの街が見えたよ…



この街はまだ

あなたの街ですか…?



もう通り過ぎてしまうだけの

そんな街になってしまったけど


ほんの数秒だけ


あなたこと思い出して


そんなことを


ふと聞いてみたくなったの…。





- あの街へ… -






1/27/2024, 11:08:11 PM



この目に見えたものが


この心に感じたものだけが


あの頃の僕には


優しさの全部だと…


ずっと そう思っていたんだ。



怖いモノから逃げて


知らないモノから目を逸らす…


そんな臆病者な僕を


いつも君は隣で叱ってくれて


何も知らない僕は


それを いつも疎(うと)ましく思っていた。



大切なモノを失って


溢れ落ちる涙で


はじめて 気づかされたんだ…。



優しさとは


きっと 目に見えるモノだけじゃなくて


心地がいいモノだけじゃない



気づいたら包まれているモノ。



知らず 知らずのうちに


そんな君の優しさに


僕も包まれていたんだね…。



もう2度とは戻らない時の中


そんな優しさの意味を知って


今度は僕が


君じゃない…


いつか 恋した


誰かに…


そんなことを伝えていくよ。






- 君に包まれてた日々… -















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