お題 光輝け、闇で
アークナイツというゲームをやっている人ならば、すぐに思いつくだろうなっていうお題で、少しワクワクしちゃった。
しかも、最近このお題にぴったりなサイドストーリーをプレイしていたから、余計に反応しちゃった。
輝騎士ニアール 使徒 シャイニング、リズ
征戦騎士は、輝きの対象になるのかな?
ムリおじ…どうなんだろう?笑
お題 酸素
それは、大自然と人間をつなぐもの。
循環するもの。
産み出され、取り込まれるもの。
表現したり伝えたりすることが、難しいもの。
お題 記憶の海
波音は聞こえないけれど、私は自ら足を進めた。
泡が迫って目を瞑り、再び目を開けるとそこは光の届かない深海のようで、一人ぼっちで座っている子どもがいた。
周りは見たことのある部屋だけど、色がなかった。
その子も、人間らしい血色がなく、鈍色だった。顔を伏せて三角座りをして、背中をこちらに向けている。
動く気配もなかった。生きているかさえ、分からなかった。
これは、昨日体験した初めのシーンだ。
鈍色の子は、昔のわたし。おそらく、中学生だと思う。
わたしの本当の記憶は中学生あたりで止まっているから。
今の私は24歳。無理して大人になって体だけ大きくなった私だけど、本当の自己は、あの時から進んでない。
最近、とある本を読んで、ようやく、ようやく手を伸ばすことができた。12年ぶりだ。
わたしは、12年間ずっと、本当の自己を置き去りにしてきた。
その子に会うには、果てしない記憶の海を泳がなければならない。真正面から、高波を受けなければならない。
それでも私は、これから一緒に手を取って、深海から地上へ向かっていく。幼い私の体力に合わせて。
長い旅路になるだろう。
荒波が来ても、嵐が来ても、海流に飲み込まれそうになっても、今の私が守るから。
今に生きている、もう一人の私を信じて。
お題 ただ君だけ
項垂れて
座る背中に
寄り添って
手を当てるのは
私がいい
お題 未来への船
今はまだ、一人でオールを漕いでいる状態。
ゴットン…ゴットン…と、重いそれをゆっくり動かして。
時々立って水面を見つめるのは、波の揺らぎを見たいから。
どこへ向かっているのかも知らないけれど…。
いつか。
この船にもう一人乗り込んだら、楽になるのかな。
行き先も、笑いながら決められるのかな。
今はまだ、静かな風と穏やかな波が沈黙を彩っている。