お題 夢を描け
小さい頃は、絶対できると信じてやまなかった。
成長していくにつれて、不安と絶望が同時に襲って諦めを突きつけてくる。
気づけば、夢なんて…と、そっぽをむいて溜め息ついて。
揚々と語っていたことにさえ蓋をした。
けれど、心の奥底にはちゃんと残っている。
生活の隅に、チラついては消えて戸惑いを起こさせてくるから、もしかしたら…と少し振り返って首を振っての繰り返し。
でもね、私思うんだ。夢は、私たちの中にいる子どもなんだよ。
子どもは素直だから、本当にやりたい事を教えてくれる。
忘れないでねって、小さな声で語りかけてくるから諦められないの。そうでしょう?
だから私は今日も、昔に描いた夢に向かっている。
たとえ、描いた通りに成功しなくても、、
『自分なりに』でいいと思うんだ。
お題 届かない…
わたしのこの気持ちは、声に出さないと届かない。
だけど、直接会う勇気なんてない。
たとえセッティングされていて、抽選に当たったとしても。
だから、せめてもの思いで、高く掲げて応援するよ。
ありったけの情熱を、タオルに込めて。
今日も打席に立つ君へ。
次も登板する君へ。
お題 木漏れ日
木製の
ベンチに腰掛け
うたた寝を
する君を見て
あくびする
お題 ラブソング
カタカナで書くと、少しキザな感じがするのは、私だけ?
サングラスをかけて、車に手を置いて、手を振る感じ。
恋の歌 だと柔らかくて、和歌にも使えて日本を感じられる。
シャボン玉が浮んでいたりとか、黒髪の女性が空を見上げて切なそうにしてる情景だったりとか、男性だと恥ずかしそうに口を窄めて歌っていたりとか。
なんだか、人の温かさが感じられる。
書き方一つで、思い浮かぶ景色は違うのね。
お題 手紙を開くと
昔々に貰った手紙を開くと、それを書いた人が思い浮かんできて、何してるのかなぁとか、会いたいなぁとか、懐かしいなぁといったように過去に自分をワープさせることができる。
けれど、未来に向かって書いた自分の手紙を読み返すと、昔から今までの範囲を歩いているように感じる。
手紙は、いつになっても色褪せないもの。
大切に、大切に。