「子供のように」
今思うと、子供のころは何でもできたと思う。
有り余る体力と、未知のものへの好奇心、スポンジのような吸収力。
特に、新しいものを記憶していく能力は無限にあった。
小さいころからドラクエが好きで、攻略本をよく読んでいた。
かなり作りこんであり、表やグラフ、フロー図などを駆使してわかりやすく説明してくれている。
地図の見方の訓練になるし、説明文も充実しているため日本語の勉強にもなる。
何種類もあるアイテムや敵キャラもどんどん、記憶することができた。
もう大人になってしまったが、本から何かを学ぶときには少年に戻ったつもりで楽しみながら取り組みたい。
「放課後」
高校生の時、放課後にコンビニの菓子パンを食べるのが好きだった。
健康に良いかどうかはともかくとして、大量の砂糖や油を使っているので美味しくないはずがない。
店頭に並ぶパンを見て、大人になったらすべての商品を食べてみたいと夢見ていたものだ。
大人になった今、健康診断の数値が気になり、気軽に菓子パンを食べられなくなった。
成分表示を確認すると、大量の糖質が含まれていることが分かる。
よくもまあ毎日こんなものを食べていたものだと、自分でも驚いてしまう。
最近では、本当に必要なときにしか食べないようにしているが、いざ菓子パンを目の前にすると誘惑に負けそうになる。
10年後、20年後の自分のことを想い、欲望に打ち克つよう今日も戦い続けている。
「カーテン」
我が家のベランダは東向きに作られており、午前中は日当たりがよい。
確実に洗濯物を乾燥させるためには、早めの洗濯が必要だ。
朝活を始めるようになってから、毎朝4時頃に起き、すぐに洗濯機を回すことができている。
土日も早朝に洗濯をするため、天気がいい日は昼前に取り込みが可能だ。
しかしながら、カーテンは洗濯のタイミングがよく分からない。
月1回?シーズンごと?年末?
結局、気が向いたときにしか洗えておらず、前回いつ洗濯したかも記憶にない。
ごめんよ、カーテン。
「涙の理由」
小さい頃はとても泣き虫で、家族にトランプやカルタで負けるとすぐ泣いていた。
小学生くらいからは、あまり勝ち負けにこだわらなくなり、悔し泣きをすることもなくなっていった。
部活に入っていた中学三年生のとき、最後の公式大会で県大会出場を逃し、顧問の先生が泣いてくれた。
高校生のとき、初めての彼女にフラれて死ぬほど泣いた。
大学時代は、就職活動をしなかったため、将来への不安で涙した。
営業の仕事をしていたときは、契約がとれず悔しくて悔しくてビルのトイレで泣いた。
娘が無事生まれたとき、嬉しさのあまり看護士さんの前で泣いた。
父親になった今は、『さとうきび畑の唄』を聞くと泣く。
「ココロオドル」
仕事や家事・育児が忙しいほど、貴重な休みをどのように充実させるかで人生の質が大きく変わる。
自分への戒めも込めて、気を付けるべき点を以下に2つ挙げる。
まず一つ目は、あらかじめ休む日をしっかり決めておくこと。
予定を組んでおけば、休みに合わせて絶対に仕事を終わらせようというモチベーションが湧いてくる。
二つ目は、やりたいことリストを作っておくこと。
日頃から、休日にやりたいこと、休日でないとできないことをリストアップしておき、当日の流れをシミュレーションしておけば、よりよい一日を過ごすことができる。
日本人の多くは、休むのが下手だと言われている。
心躍らせるような計画を立て、実行に移し、一度しかない人生を楽しみたい。