あなたに届けたい
彼の所に行くにあたって、心配な事が1つ…
家事問題
私は高校の時から彼に手料理を作っていたらしいが、
一度くらいなものだろうと思っていた
どうやら何度かあるらしい…
全く覚えていない…
しかも彼に味が薄いと一度言われてから、作らなくなった
(美味しいとも言ってくれた)
彼は濃い味好きなのだ
それは今も変わってない
この前会った時も
何でもかんでも醤油かける前に一度食べてみたら?
と言ったくらいだ
とにかく彼は、私を料理上手だと勘違いしている
彼には申し訳ないが、
世間では一切家事ができない人認定されている私
1人が長いのである程度はできると思ってるけど、
なんせ世間での印象はそうなのだ
ちなみに母親も何故かしら、世間からそう思われている
遺伝のようだ
彼女のために言っておくと昔は料理上手(私たちが学生じゃなくなってからは、ほぼ外食)
昔よりは落ちたけど、姪っ子はばぁばのご飯がこの世で1番好きなくらい今でも上手な方だと思う
家が散らかっているような事は一切ない
私はと言うと、
勝手な世間のイメージで料理なんて一切しない人なせいか、彼氏は料理してくれる人が多かった
後、何度かした事があるホームパーティでも私はキッチンに立たせてはもらえない
自称料理できます女子達がキッチンを陣取って、
私は男性陣と飲んでる
いくら待っても料理が出て来ないのでキッチンを覗くと、何も進んでない事が多かった
手伝うよと言うとそこにいる女子達からは絶対に、
sarangは何もできないでしょ!?と言われる
私自身、料理が一切できないと言った事は一度もない
世間に言わせてるだけだ
自称料理女子達をスルーして、淡々と料理を作る
そして料理できるんだねと言われる
料理できるレベルとは、
人によって違うのでよく分からないけど…
でもこれ確実に女子から嫌われるパターンなんだろうなぁと思ってる笑
てか自称料理できます女子って意外とできない奴多くないか?
あぁ…きっと彼は期待してるはず…
ただいまーと帰ったら、私が料理作って待っているのを
自信ないなぁ…
自分に作るのと、誰かに作るのでは緊張感が違う
失敗しそう…
I LOVE…
これだけ2人して会いたい、会いたい言い合って
連絡してる間、2人してニコニコしちゃって
2人してお互いの前にいる時の自分が好きだと思ってて
頭の中が彼でいっぱいになって
ずっと一緒にいたいと思っていても
LIKEなのかLOVEなのか分からない私は、バカなの…か…?
自分なりに分析した結果
良い事よりも悪い事の方が多い人生で
色んな感情が欠落して来て今に至る
彼と過ごした時に、
安心と落ち着くと言う存在を忘れていた事に気付いた
誰と過ごしていても、
もう何十年と忘れていた安心と言う感覚
きっと安心する日なんて過ごして来てなかったせいだ
不安と苦痛
そればかりの日々で心が落ち着く事なんてずっとなかった
だからきっと好きだと言う感情がどんなものだったのか、
思い出せないんだと思う
会いたいとかニヤけるとか頭がいっぱいだとか、
LOVE以外の何なの?と思う自分と、
勘違いじゃない?と言う自分が戦っている
街へ
新年早々、
私は知り合って間もない男と飲みに行く予定だった
正直に言うと、口説かれてる最中だ
でも年末に再会した彼のおかげで会うのが億劫になり、
ドタキャンした
昔も今も自分が興味がある対象ができると、
他の男に一切興味がなくなるのは変わらない癖だと思う
とは言えドタキャンするのは良い事ではないので、
一度会ってこようと思う
そして、好きな人できたー♡と言う
彼とは相変わらず毎日のように連絡を取っている
私が今動けない状況なので、
落ち着くと彼のところに行く予定だ
彼が出張抜きでも来ると言ってるけど、
彼の身体を考えると私が行った方が私自身気が楽だ
そして好きなだけ彼といる
こんな夢を見た
彼の夢は見ないのに、
会った事のない彼が飼っている犬の夢を見た
彼が出張だから預かってと私に預けて行く夢だ
ずっと外を眺めてたと言うと、
実際によく外を眺めているらしい
何とも不思議な夢だった
夢と言えば…
頭も首も肩もがちがちに凝り固まってる彼
彼が隣にいるなら、私は毎日マッサージするだろう
彼が楽になるならと
それを知ってる彼は
それが叶うなら、それは本当に夢のようだと言った
私にとって夢は叶わない事だ
夢!?これは普通に現実に可能でしょ?
夢だなんて大袈裟な
「でもずっと一緒にいたら、
面倒くさい女になって嫌われるんだろうなって思う」
『まぁその可能性はあるよね』
「やっぱり嫌われるのか…」
『それはないと思う
そっちじゃなくて、面倒くさいの方笑
途切れ途切れだけど、今までこうやって続いて来たんだし』
「でも面倒くさいの先に嫌われるがあるんじゃないの?」
『若ければそうだったかも知れないけど』
「この前会った時にね、
私この人と一緒にいたらずーっとくっついてるんだろうな…
面倒くさい女だなって思った」
『そんな事思ってたの?イメージないけど
意外!嬉しいけど
俺はずっと一緒にいたいなって思ったよ
別れる時、まだいたいって言われたのも嬉しかった」
お正月、お互い実家に戻ったものの近くにいると思うと、会いたくて私は仕方なかった
「我慢したんだよ?
何か言い訳考えて連絡しようか…?とかね
でも実家に帰って来てるから、邪魔しちゃいけないなと思って踏み止まった…」
『俺も呼んだら来てくれるかな?って思ってたよ』
「何だ同じ事考えてたんだ…」
『そりゃそれだけ近くにいたら、
会いたいって言えば簡単に会えるからね
ちょっとでも会えば良かったね』
「そのちょっとの自信がなかった
ちょっとじゃなかったね…の自信しかなかった」
『それはそう笑』
「だから会わなくて正解」
『次の楽しみだね』
「いつになるのか…でもまた数年先は嫌だ」
『そんなつもりはないよ
そんな我慢できない
俺もsarangに会いたいなーってよく思ってるし』
「私は会いたいなぁ
でも会えば離れられなくなりそうで会わない方が良いのかなって…」
『会いたい人には会った方がいいよ
嫌いな人と関わっているほど人生は長くない
大切な人との時間を削るほど人生は短くない
って何かで見たけど、本当そうだなって思うから』
「じゃあ会う!会いまくる!」
『うん!会おう!』
この会話は、夢ではなく彼とした現実の話し
あー、会いたいなぁ…
会いたくて仕方ない
タイムマシーン
最近彼とは昔話しもする
何十年も前の事の答え合わせをしてるようだと彼は言う
あの頃我慢させてたんじゃないか?
と言う事を彼はよく言う
私たちは誰がどう見ても主導権を握ってるのは私だと思われているだろうが、本当は逆だ
彼はそれを確信したのが最近だったようだ
…気付くの、遅すぎる
主導権を握れるタイプなのにそれをあえて、
彼側に任せてしんどかったんじゃないか?と言うけど、
私が望んでした事だからしんどいも我慢も私はしてなかった
むしろ彼の方が我慢してたと思う笑
でもお互い思い出が美化されてるようで、
嫌な思い出はない
実際私は彼に嫌な思いなんてした事ないんだけどな…
嫌な所を考え見ても本当にない
好きな所は出て来るも、嫌な所がない
ずっといれば、出て来るんだろうか…?