一筋の光
今日は(も?)タイトルと関係ない話しになるかも知れない
私には兄弟がいる
1人は仲が良いとも悪いとも言えないが、
彼からすれば仲が良いらしい
もう1人は全く連絡もとらない他人以上に他人みたいな関係だ
前者の方に結婚する事を伝えると泣いて喜んでくれた
泣く程かと驚いた
電話を終えた後
泣いて喜ぶと言う事は、
それくらい私の幸せを願っていてくれたと言う事だと思った
私にもそう言う経験がある
自分の仲の良い友だちからの結婚する話しを聞くと、
嬉しくて泣いた事もあるし、
心底幸せな気持ちになって来た
ただの友だちや顔見知りにはそんな経験はない
ただ良かったね!と思う程度だった
あぁ、だからか
元結婚相手が乾いた声で(良い人ができて)本当良かったと言った時に不快な気分になったのは…
実際にはそう思ってないのがひしひしと伝わって来たからだ
同じ話しをしてもこんなに違う対応だと、
相手が何を思っているかがよく分かった
もちろん兄弟も彼を知っている
だからこそ、相当嬉しかったんだろう
私の歴代の彼氏の中で彼を1番好きだったこそ、
心底喜んでくれた
親に話すのは中々勇気がいるのだが、
話す前に家族の1人がこんなに喜んでくれると、
一筋の光どころか眩しくて見えないくらいの光で安心した
まぁ親も彼を知ってはいるけれども、
絶対お父さんもお母さんも喜ぶ相手だよ‼︎
離婚してようがそんなのどうでもいいくらい‼︎
と言っていた
こんな嬉しい事はない…と言ってくれた兄弟に、
私も涙ぐんだ
友達
夜中3時に通知音が…
まぁ酔った友達が連絡でもして来たんだろうと思っていたが、最近はそんな時間に連絡が来る事なんてずっとなかった
時間差で3回もなった時は舌打ちした
無視して寝たけど
起きて誰だよ!と見ると仲の良い海外の男友達だった
珍しい時間に連絡して来たから、なんかあったなとは思った
彼は国際結婚して今はアジアにいる
時差もそんなないから、変な時間に連絡して来る事なんてなかった
母国から連絡でもして来たかな?と思いつつ、彼の奥さんは同じアジア人
時差も考慮して連絡して来る奴なのになぁ…と思いつつ、返信すると
奥さんと揉めてた…
ならあの時間なら仕方ないかと思いつつ
向こうは離婚するかも知れない問題、
こっちは結婚する事になったとえらい温度差だ
私も海外に住んでた事があるから分かるけど、
現地の言葉が話せるようになってもルーツは日本
どんなに現地の言葉や文化を覚えた所で現地の人間には敵わない
3年くらいは楽しかったけど、それを過ぎれば私はしんどいの連続だった
母国ではない国に住むと言う事は、毎日何らからの小さなストレスが積み重なると思う
それを理解してくれる人でなければ、正直しんどいと思う
2人に問題がなくても、片方はずっとストレスがかかってる状態だからだ
それに加えて2人にも問題が重なると、片方は相当なストレスになる
彼の奥さんは男問題も出て来た…
奥さんはやり直そうと言うが、彼は難しいと思うと言ってる…
近々日本に行くから会って話そうと言ってるけど、
重いなぁ…
1年半ぶりに会ってそんな話しかよ!
と言う今日あった、私の友達のお話
衣替え
彼と住み始めて二度目の衣替えの季節がやって来た
色んな事があったこの数ヶ月
最近は元結婚相手と関わる事もなく、
穏やかな毎日だ
彼のご両親にも今一緒に住んでる彼女が、10代のほとんど付き合ってた彼女の私だと言う事も全て話してある
結婚の挨拶はお互い要らないんじゃないかと言うくらいだ
彼のお母さんには話す前から、そうなんじゃないかと思ってたわぁーと言われる始末…
母親ってすごいな…
長い年月が過ぎても、私の名前を先に言われた事には驚いた
あの生意気だったキャラは消える事がなかったんだろうか?笑
まだ〝結婚〟と言う話しは親には言ってないが、
そう言う事なんだろうと思われてる状態である
お互い話しが脱線気味で結婚の話しが全然進まない
まぁお互いの親への挨拶、顔合わせ、入籍日までは決めているからそこに無理矢理合わせればいいだろう
次の衣替えの頃には、私は人妻だな
花畑
彼は花が好きだ
夏には向日葵畑を見に行った
私は全く意識をしていなかったが、
私は子どもの頃から花が好きだったみたいだ
彼が言っていた
昔から花好きだったよね?
私は意識してなかったけど、
花が好きな子だったようだ
未だに彼は言う
花束を送ったのは私だけだと
実際の所は分からない
元結婚相手にも送ってるかも知れない
私が知っている彼は一途で浮気もしない、
嘘もつかない男だったけど、
彼の結婚生活には不倫や身体だけの関係や嘘がたくさんあった
そのおかげで私にも平気で嘘をつくようになった
本当にろくでもない男になったなと思う
結婚前の彼に戻すのには相当な時間がかかるだろう
私は嗅覚が良いので嘘は見破るし、
何なら証拠を出してやる
私に嘘をついた方が後々面倒臭いと言う事を今教えてる最中だ笑
これからは花ではなく、紅葉だなぁ…
命が燃え尽きるまで
たった数ヶ月だが私にとっては長い長い時間だった…
やっと彼と元結婚相手の縁が切れた
つい最近知ったのだが、
世の中には、
離婚しても永遠に妻気取りの頭のオカシイ女が一定数いるらしい…
彼の元結婚相手がそれのようだ
そう言う考えの人たちは、
相手が再婚しようがあくまで自分が正妻である考えが抜けなく
再婚相手にはあくまであなたは二番手、勘違いするんじゃないと言う事を平気で思っている人だ
なんなら今の彼を作ったのは自分で、感謝されてもいいくらいだと本気で思っている
……。
一夫多妻制なら正妻や第一夫人と言う言い方も理解するが
そうではない日本では、夫婦は離婚すればただの赤の他人だろう
子どもは血縁関係にあるので、他人になるのは難しいと思う
私からすれば他人が人の既婚男性にちょっかい出す頭のオカシイ女、である
そこまでして正妻に拘るのなら、離婚なんてしなきゃ良かったものの
後勘違いされているのが、今の彼を作ったのは自分だと思っている所
確かに今の彼を多くを作ってるのは元結婚相手だろう
ハッキリ言ってろくでもない男に仕上げてくれたなと思う
彼は結婚前の方が遥かにいい男だった
そりゃそうだ
私が作ったんだから
だから元結婚相手も結婚したんだろうと思う
それをろくでもない男にしか育てる事しかできなくて、
こんなはずじゃなかったと離婚
離婚後も一緒に住んだ家は何年も結婚当時のそのままで
結婚写真も捨てたくない彼
毎週会わなければならない関係
彼の車の助手席にも乗るし
犬の病院はいつも一緒に行く
彼に変わった様子はないが何かが違う
何年も犬以外の会話がなく、聞く事もできない
ずっとこんな関係、
お互いいい人が現れなければヨリを戻すかも知れない
彼には自分がやっぱり特別な女だと思うし…
とでも思っていたかも知れないが、
現実は自分以外の女と一緒に住み始めていた
しかもその女のせいで連絡まで絶たれた
私の方がいい女なのに!
と今頃わなわな震えているかも知れない
自分が助手席に座っていたのに、
でも私の方がダイヤの大きい婚約指輪だったわ!
と私と会った時は粗を探していたと思う
私はわざと違うものを選んだだけだ
他の女と同じ指輪なんて興味がない
ダイヤが大きい小さい関わらずデザインが一緒なのも気に入らない
でもカラットでは同じだったりする
私は見栄の指輪ではなく自分に似合うものを選んだ
結婚写真も今では処分した
一枚も残っていない
とりあえずかろうじて残っている昔の彼がいるから、
私は彼とこう言う関係になったのだ
何一つ残ってなければ今はない
何一つ残っていなければ彼の言う通り、彼は1人で生きていっていただろう
彼と付き合っていくのは、正直しんどいと思う
元結婚相手に言われて傷ついた心はまだ癒えていないし
ずっと頭にこびりついている
それごとひっくるめて、私は彼といようと思う
それが離婚経験者と結婚する事だと思うし
前の結婚生活のように家に帰りたくない、
居心地が悪いなんてないようにしよう
命が燃え尽きるまで、
彼と笑い合い理解し合って生きていこうと思う
犬の会話以外なかった2人が犬がいなくなった今、連絡を取る必要は全くない
新たな関係が生まれるとも思わない
頭のオカシイ女は今後も何して来るか分からないが、
妻である私が何とかする
ちなみに彼は私がよく笑うから好きだと言う
実際元結婚相手は…そう言うタイプではないと心底思った
良いお手本として、あぁ言う表情はせずき生きていこうと思う