ボクに見せてくれないか
キミの心に潜んだ暗闇を
ボクを信じてくれないか
キミの全てを抱くことを
少しずつ溶かしていこう
ゆっくりと進んでいこう
月の光が差し込むように
闇夜の道を照らすように
キミがキミを思い出す時
ボク達はひとつになろう
小さく瞬いた星がひとつ
心の色を優しく照らして
心の灯を激しく揺らして
『やわらかな光』
わたしの行いの全て
わたしの思いの全て
善に向いているのか
悪に向いているのか
欲に塗れていないか
人助けをしているか
心が清浄であるのか
いつの時も心の色が
透明であるようにと
美しくあるようにと
丁寧に導いてくれた
あなたが見ていると
恥じない生き方をと
わたしは誓うのです
心の中で誓うのです
『鋭い眼差し』
夢見てきたもの
掲げてきたもの
努力を惜しまず
日々精進をして
人の心を大切に
誠実に生きる事
キミの生き様は
気高くて美しい
揺るがない信念
燃えたぎる情熱
志は大きく胸に
『高く高く』
おばあちゃんが好きでした
笑顔がチャーミングでした
ソファーでボクが寝てると
布団を何枚も掛けてくれた
おばあちゃんが好きでした
夜中に眠れなくなった時は
おばあちゃんの部屋へ行き
一緒に眠ってもらいました
ボクが大人になる頃のこと
おばあちゃんは旅立ちます
見えない世界へ引越します
おばあちゃんは生きてます
ボクの心の中でいつの時も
おばあちゃんが笑ってます
大きな向日葵の花のように
美しく咲き誇ってるのです
そうしてボクも笑うのです
『子供のように』
誰もいない教室に
キミとふたりだけ
茜色の空に変わり
キミとふたりだけ
触れることもせず
視線を交わした日
特別になったのは
誰もいない教室で
キミが見せた横顔
茜色の空に交わる
夕陽に溶けてゆく
『放課後』