香音

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3/1/2026, 1:20:59 AM


     電車に揺れる景色が流れてゆく
     引越しをするときはその場所を
     自分で選択したような、けれど
     おいでなさいと呼ばれたような
     身体の内側が共鳴した静寂の時
     新しい風が吹くこころいっぱい
     受けとめる桜のまあるい蕾の色
     おめでとう祝福している風の音
     寂しさひとつ想い出と共に咲く
     キミがくれたもの全て覚えてる


            『遠くの街へ』

1/26/2026, 7:01:02 PM


       ボクの心に明かりを灯す
       小さな小さな光だけれど
       見渡せるには充分にある
       隅っこにある隠れている
       灰色のざらざらとした砂
       いつかの記憶さようなら
       大きな海に返す抱かれる
       波の音は子守唄のように
       ざぶうんざぶうんと囁く
       揺れる灰色は泡のように
       ただ消えてゆく見つめる
       眠れない夜に眺める星の
       金色のちらちらとした光
       ボクの心に明かりを灯す
       小さな小さな夜明け前に




      

1/13/2026, 9:03:54 PM


       それが愛の表現ではなく
       欲望を満たす行為ならば
       要らないの窓から見る月
       空から零れた雪の結晶は
       雨の色を懐かしむように
       揺れて落ちてゆく真白に
       拡がる嘘も真も溶けゆく
       夢を見た永遠の中の一瞬


       
       

1/11/2026, 4:19:35 AM


      大人になるってどんなこと
      嘘が上手にならなくていい
      他人の評価を基準にしない
      自分の良心を大切に生きる
      人には誠意を持って接する
      悪く言われることもあろう
      勘違いされることもあろう
      真心から生きているのなら
      気に病むこともないだろう
      肩書きに左右されないよう
      心眼を持って見極めること
      よき出会いがありますよう

       
       20歳になる皆さまへ

1/10/2026, 12:43:37 AM


       月のひかりと陽のひかり
       互いを照らす耳を澄ます
       見えるもの見えないもの
       どちらにも集中せよ心の
       中を鎮めよ小さな願いが
       微かに香るそれを掬えよ
       丁寧に扱えよ壊れぬよう
       磨けよそして天へと放て
       夜明けに見える三日月は
       空の青色と同化してゆく
       静かにただ目覚めてゆく







      
       

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