誰をも裁いたりしない
砂漠にあるオアシスに
沸き出ているのは良心
攻撃された痛みの中に
打ちひしがれていたら
見えないその先にある
探求した者にだけ現る
揺れ動いた感情の裏側
コンパスが示す方へと
『楽園』
ぱちぱちぱちと火花が散った
あの人とあの人とあの人の間
鈍く光った歪んだ口元を見た
隠していたものが顔を出した
張り詰めた空気と不調和な音
気付かないフリをした少しね
線香花火みたいに美しく儚い
思い出に変わるのならいいな
あんなこともこんなことも、
いつかは風になるとしたなら
優しくありたいどんなときも
『 どうやって未来を予測するのかだって?
それは現在現れている前兆をもとに見るのだ
秘密は現在に、ここにある。もしおまえが、
現在によく注意していれば、おまえは現在を
もっと良くすることができる。そして……
将来起こってくることも良くなるのだ。
未来のことなど忘れてしまいなさい。そして
神様は神の子を愛していると信頼して毎日を
神様の教えにそって生きるがよい。
毎日の中に永遠があるのだ 』
〜『アルケミスト』パウロ・コエーリョ
誰ひとりとして傷つけていい人なんていないんだよ
あのひとに言いたかった言葉が宙に浮いたふわりと
ふうっと飛ばした、届いてもいい届かなくてもいい
風吹くまま、痛いの痛いの遠くのお山に飛んでゆけ
おばあちゃんがかけてくれた魔法の言葉がふわりと
わたしの手のひらで舞った、空の青色が澄んでいた
林檎の紅色のまあるいカタチの中に
花の蕾がゆっくり膨らんでゆく様に
白米の一粒に立ち上がる湯気の中に
朝の静寂の澄み切った美しさの中に
境内に吹く風が強くて優しいことを
知っています大きな木の下から見る
空が何処かへ続いていることもです
わたしは想いを馳せるのです神様へ