香音

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1/17/2025, 10:51:15 PM

 
      わたしが忘れていたときも
      あなたはいつもそばにいた
      坂道を歩いた背中を押して
      桜が咲く優しく頬を撫でた
      あの海でスカートを揺らす
      境内の大きな木の側にいて
      くるくる踊る様子を見せた
      雪の精を連れてきたあの日
      あなたの強さを知っている
      ずっとずっと前からきっと
      
        
          『風のいたずら』

1/16/2025, 11:30:03 PM


       友達を大切にするんだよ
       友達に優しくするんだよ
       幼かった私はその意味が
       分からなかった大人達は
       早くこちらへ来なさいと
       手招きするよう急かした
       私はそこには居なかった
       ゆっくり大人になっても
       よかったなと思ってる今
       ちいさな私が泣いている
             
       
            『透明な涙』


1/15/2025, 12:28:51 AM



      ひとりになりたいときがある
      ひとりになれないときがある
      なんて贅沢な悩みなんだろう
      ひとりは自分と向き合う時間
      見えないものを見つめる時間
      彷徨いながら行ったり来たり
      いつもと同じ場所に着地する
      雨の音を懐かしむ静かに降る
      雪は青みがかった空に似てる
      自分を忘れてしまうくらいに
      情報が溢れている大地に足を
      平穏はこころの中に隠れてる


              『そっと』

1/10/2025, 9:26:44 PM



あまり難しく考えずに好きを選んで進んでごらんよ

       
        『未来への鍵』

1/9/2025, 12:21:52 AM



      小さな悲しみを心に抱えて
      打ち寄せる波の音のように
      聴こえていた耳を澄ませて
      誰かが悪者になるのならば
      誰かが正義になるでしょう
      分断されたままいつまでも
      変わらない気付けたのなら
      自分の心を取り戻せるはず
      呼ぶ声はいつも遠く小さく
      鈴の音色のように淡く光る
      朝陽が眩しい一日の始まり

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