スクリーンの向こう側
拍手をしていた観客達
突然に降る夕立のよう
雨の中にひとり此処に
過去に縛られるな前を
向くのだ信念を掲げよ
覚悟を決めた者は強い
何も失わずに手にした
ものは輝くのだろうか
辛い経験をした数だけ
喜びはあるのだろうか
エンドロールに流れる
歌声で私に血液が巡る
曇天の灰色を覚えてる
『雨音に包まれて』
誰もが崇高な魂を宿している
忘れてしまったかもしれない
日々の生活に思い煩うことに
慣れてしまったかもしれない
祝福は注がれてるいつの時も
気付かずに通り過ぎるなんて
勿体無いこと目の前のことに
忙しくしている仕方ないのか
何の為に生きているかなんて
誰の為に生きているかなんて
答えを探そうとしてるうちは
見つからないのかもしれない
ただ穏やかに過ごしていたい
愛する人が幸せであるといい
誰もが真実に気付けるといい
道はふたつに別れていても
心を清浄に保てよ救われる
周りを見て自己を見つめよ
ひっぱられるでないぞ腹の
真ん中に力を入れて歩けよ
信念を掲げよ辛く悲しい時
空の青を見よ溶け込むよう
鍛錬するがいいこれからぞ
眩しい光りで目が覚めた朝
忘れてしまわないよう綴る
『まだ続く物語』
人生ってあとどのくらい?
日々の生活に穏やかな時を
怒っても人生笑っても人生
ならば心地良く暮らしたい
コインに表裏があるように
物事に意味はあると考える
その方が長い旅の中にいて
歩きやすいからそうしてる
人に優しく自分にも優しく
今日も空は青い変わらずに
砂時計の砂は流れる静かに
止まらないまだ終わらない
クリスタルハープを
奏でる雫たちの冒険
そっと語りかけるよ
地球からの贈りもの
共鳴したならきっと
この星の青の行方を
見つけるはずいつか
波の音と暮らしてる
あの職人さんの楽器
お迎えしたいな朝の
ひとりごとこちらは
しとしと降ってます
『やさしい雨音』