包装紙を開ける時の匂いが好き
クラムチャウダーの野菜を刻む
ことことと歌うよ耳を澄ませて
外は雨少しだけホワイトな夜に
わたしは誰かの愛から生まれて
わたしは誰かの愛に支えられた
血液みたいに循環しているのは
見えないけれど確かにあるもの
あの時のわたしは何も知らない
雪の真白に溶けて思い出すのは
あの人の優しい声と笑った顔と
『遠い日のぬくもり』
大切に思う夢の話を聞いた時に
やめた方がいいと熱弁する人と
キミなら出来ると応援する人と
陰で誹謗中傷してあざ笑う人と
協力しようと声掛けをする人と
どんな人にもなれるとしたなら
わたしは誰を選択するのだろう
眠れない夜の空色は果てしなく
続いてるどこまでもどこまでも
人間の心の中に見るひとつの光
ちらちらと瞬くよ今日も明日も
『夜空を越えて』
擦れ違い?ボタンの掛け違い?
方向性の違いで解散します??
最初はきっととってもちいさな
出来事だったのかもしれないな
言わないでそのままにしてたら
どんどんどんどん膨れ上がって
過去のあれやこれやまで付いて
真夜中に考え事していたりして
とにかく声を大にして言いたい
もやっとしたら解決策は早めに
悪かったのならすぐに謝ること
一度壊れてしまったのならもう
以前のような関係に戻れないよ
雪が降っている少しだけ冷たい
夜の深い青が泣いているようだ
あなたはあなたわたしはわたし
あなたはわたしにはなれなくて
わたしはあなたにはなれないの
おなじじゃなくてもいいでしょ
あなたいろにそまりたくないの
わたしにはわたしのいろがある
あなたにはあなたのいろがある
きそうのはおわりにしましょう
きっとありのままでうつくしい
つないでいたくさりをほどいて
はじまるの、ここからいまから
道は、それぞれに、用意されている
どんなことも、全て、祝福へと導く
昨日までのわたし今日からのわたし
才能とは、今のわたしに気付くこと
過去も現在も未来もないとしたなら
わたしは、どこに立っているだろう
わたしは、なにを感じているだろう
秋に咲く、桜の花を見た、雨が降る
誰の為でもなく静かに、ただ静かに