ボクは知らない
なにも知らない
キミは泣いてる
なにも話さない
湿った空気の中
時計の音だけが
低く乾いていた
気付かなかった
キミの気持ちに
いや違う本当は
最初からボクは
知っていたんだ
キミの瞳の中に
ボクは映らない
ねぇボクらはさ
孤独に繋がれた
見えない鎖の荊
いつもみたいに
このまま二人で
喜劇にしようよ
道化師のままで
『これまでずっと』
キミからの
メッセージ
おやすみの
たった一言
待っている
溶け切った
ロックの氷
うたた寝の
ボクの夏は
今夜も暑い
『1件のLINE』
眠っているのか
起きているのか
生きているのか
心は何処にある
知っているのか
泣いているのか
叫んでいるのか
胸に手を当てて
日々聞いてみよ
激動する時代を
生き抜くために
『目が覚めると』
ありがとう
おかげさま
おだやかに
すこやかに
日々の生活
ありがたい
ボクの中の
当たり前は
なんだろう
あたりまえ
あるのかな
そのうちに
わかるかな
『私の当たり前』
あ!目玉焼きは醤油派です
ガス灯のやわらかな橙色が
心の奥にじんわり沁み込む
時間は忙しなく流れるのに
この景色は何も変わらない
いつも此処にあるのは憂い
微かに立ち込める潮の香が
思いを一層強く感じさせる
誰かが置き忘れた哀しみも
静かにそっと心を濡らして
嗚呼今日も僕はこの世界を
『街の明かり』