しとしと降り続く雨
バケツをひっくり返すような勢いの雨
いったいこの雨はどこに流れ着こうというのか
そんなことを想像すると、自分も同じようなものだと自嘲する。
まだ見果てぬ、知らぬ世界がある。
人、1人が知れる世界なんて、たかが知れてる。
いつもの朝、いつもの電車、車窓の風景
いつものコンビニ、店員さん、そして職場
それぞれが行き着いた、いつもの風景…
事実の抜き出しはネットニュースで事足りる。
そこに真実はあるようでいてないものだ。
批評する立場、知識量、判断力、スポンサーの意向、悪意から善意まで…
ふと思う。
今あるいつもの風景にだって、俺というフィルターがかかることを。
時に夏
流れ雨、ゲリラ豪雨、いつも短時間の雨
大気に溶け込む雨、水路を伝って川に到達し海へと届く雨もある。
俺は何処に流れ着くのだろう。
どこに流れ着こうとも、俺らしく受け取り、咀嚼しよう。
どこに流れ着こうとも、大いなる定めには逆らえないだろう。
自由でいて自由でもない、それは雨だって同じ。
数えようもない雨粒は、人と同じ
弾け合い、あるいは消し飛び、あるいは合流し、分流し、それぞれの場所へ流れ着くものだ。
願わくば、乾けるものへ潤いとなって流れ着きたいものだ
俺の日記帳
それは今はLINEVOOM
自分だけの世界を、その時の感情を、その時の風景を思うままに書く
同時に写真を撮影し、心情に則した写真を掲載する。
思いは無限であり、宇宙を彷徨う。
人の思いは死ぬまで果てない。
果てのない人生をこれからも歩む。
時にはバラードが俺を慰める。愛を見失うなと叱咤する。
時にはロックが俺の背中を押す。臆病風邪を吹き飛ばす。
幸せと向き合う時、人は自分と向き合わなければならない。
今いる自分の座標が、自分のベクトルがどこに向かおうとしているのか、都度、修正しては次の目標へと向かう。
俺の行先はどこだろう。
俺が求める本当の幸せってなんだろう。
誰しもが感じる永遠、若さのゆえの自由。
年を経ると、不自由に納得する歯痒さ。
俺の日記帳は、そんな渇望を埋めてくれ、次を照らしてくれる。
さぁ明日がんばろうではなく、明日を夢みて今を生きる。
世の中は怒涛に変化しゆく、しかし変わるものと変えては行けないものを峻別しながら、俺の幸せを、成長を期して
果てなき旅はこれからも続く
いつまでも捨てられないもの
捨てればいいのに、いつか使うとかね
ある人への思い…
もう忘れたかな、なんて思っていても
ふとあの人を思って記憶をたどっている自分がいる。
いつまでもすてられないもの…
大切だからこそ
気づいてる?それって愛情っていうんだよ。
誇らしさ
それはこれまで懸命に生きてきた自分
必要なスキルを磨きに磨いて
時代の変化、環境の変化に対応させ洗練させた考え方
それらを使って悩める人を沢山救い、迷いから目覚めざることも出来た。
それまで
ちっぽけな自分だった。意固地、頑固、強すぎる正義感、周囲と上手くいかなかった。ペース、考え方、達成度、どれもが合わず悩み苦しんだ。
ようやく抜け出した。
それには愛が大きく関与した。
好きで好きでたまらない人がいた。
その人は友人付き合いを優先して俺から去ってしまった。
その苦しさから逃れようと必死に仕事にしがみついた。
当然上手くいかない。
恋愛が上手くいかない原因、周囲と上手くいかない原因がほぼ同じことが原因だったみたい。
自分と向き合わざるを得なかった。
改善に向かった。
たくさんのことに気がつけた。
どうしたら人と上手くペースやテンポが合うのかが見えてきた。
失恋はしたけれど
人として大切にしなければならないこと、
人の気持ちを理解すること
状況を理解して行動すること…
多くのことを学んだ。
するとどうだろ。
仕事も上手くいく
いつしか頼られ、信頼され、全ての答えを持つかのような立ち位置となった。
思うに、あの恋愛は、俺を鋼のように鍛えてくれた。
自分の持つ力の使い方か分かるようになってきた。
時が経つにつれ、自身の成長がはっきりと分かるにつれ、あの恋愛が教えてくれていたことがわかった。
今をときめきながら生きてる俺
輝きをさらに増して
もう怖いものは無い
もう振り返るものもない
感謝、そしてさらなる階段を上ることにわくわくしてる自分がいる。
未来に向かって今、もう大丈夫って思える自分
そんな自分が誇らしいんだ。
自転車、私にとって自由の象徴
車やバイクでは気がつかないことに気づける。
それだけゆっくりと時間が経過するからだろう。
古ぼけた、錆だらけの自転車
忘れた頃には、空気が抜けていて…
空を飛びたいことに憧れては見ても、自由になれることを思い出させてくれるのは自転車
とても狭い範囲でしか自由を手に入れることはできない。
まるで私のようだ。
思い出したように手に入れた自由を、持て余すのもまた私。
通りかかった広場の端に、たくさんの錆びた自転車が放置されている。
たくさんの人が自由を欲しがり、そして捨て去っていった。
錆びついた自由。
思うほど人は自由に生きていくことはできない。
いろんなことに縛られて、いろんな夢を見ながらも
行き着いた先に、本当の自由はあるのだろうか。
あなたを縛るものは何?
あなたの心の奥底で欲しいものは何?
自転車は問う。
僕にできることがあるのならと…
人は、自由を求めて、夢を求めて、愛を求めて旅立つ時もある。そして新たな縛りをつくる。
やっと行き着いた先は、思ったほど自由ではなかったことに気づく。
そしてかつて自由を与えてくれた自転車を思い出す。
快適な新幹線、車、オートバイは、希望を叶えてくれてくれるものの、自由は与えてくれない。
風の吹くまま、気の向くまま、人の気持ちに沿って自由をくれた自転車
自由という名の原体験を記憶に残し、人は縛られた自由に向かって歩んでいく
ふと思い出す。あの頃は良かったなと。