自分の軸を揺るがないものに
他人の生き方を一歩引いて見ること
僕は真剣に生きたい、真面目に取り組みたい…気持ちはわかるさ
だけど他人に押し付けちゃいけない。
心の奥底で、僕はいつも自分を苦しめる。
頑張らないと、こんな自分ではダメだ…そうやって僕は、何度も何度も、小さな自分を乗り越えてきた。あたかも剣豪の修行如き日々だった。
実績も作った、周囲からの信頼も得た。誰にも真似できない技術も得た。そして少しばかり鼻も高くなった。それは結構なことだ。
だからと言って、成長途上の若者にそれを求めちゃいけない。彼らもまだまだ発展途上。若さゆえの愚かさも持ち合わせてる。仕事に打ち込まず、遊びふける若者にどうしても見えてしまう。今の僕から見て、とても歯痒い思いを抱いてしまうのもわかるさ。
よく考えてみて、思い出してみて。僕が若かった頃を。その若き日の僕は、今の僕の期待に答えられる僕かい?
人はそれぞれの歩み方があり、出会いがあり、進み方がある。昔の30歳と現在の30歳が同じであるわけもない。時代が違う。
どうかその潜在意識にある、最上と思える価値観を人に押し付けてしまう思考を捨ててほしい。頭でわかっていても、知らず知らずに立ち戻る思考を捨てようよ。
今の君の苛立ち、不幸な感情の原因はそれだよ。
僕は僕らしく生きよう。
好きなことを好きと言える気持ち。やりたいことを即、実行する決断力の良さ、最短距離で目標に向かっていける潔さ。
僕がこの命の炎が燃え尽きるまで成長したいなら、そうすればいい。気の済むまでやりたいことに挑戦して行けばいい。その時々、僕を理解して信頼してくれる仲間を最大に大切にしたらいい。その時々、愛をくれる人たちと共に手を取り合えばいい。必ずいるからさ。
だから、もう止めよう。期待を他人に求めることを。
ほら、ずっと楽になるよ。
ほらその方がずっと幸せだよ。
ロックであり、ワルツ。
未熟な魂を奮い立たせ、歓喜と笑顔で意欲に満たす。
その後、ワルツで安定した生活のリズムを作り出し、押し出す。
俺は満足して、ひとりラブソングを歌う。
叶わぬ思いを込めて、君の幸せを願う。
このバラードは、俺を癒し、君の未来を照らす。
思いは細かな粒子となり、遠く君の元へと届く。
君は同時に俺を思い出す。
楽しかったこと、辛かったこと、分かり合えなかった思い出。
未来へ進むために、リセットして新たな道へ進んだあなた。
そんなあなたの心の支えの一つに。
まだ見ぬ未来。ぼんやりと見据え、一歩を進める。