かっぱー

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11/21/2024, 11:22:38 AM

私はいじめられている。それも1人からではなくて複数人から。暴言を吐かれる、物を隠されるなんてのは日常茶飯事、暴力を受けたり金品を要求されたことも1度や2度では無い。
あまりにも酷いいじめに耐えかねて担任の先生に相談したこともあった。しかしその先生は忙しかったのか話半分にしか私の話を聞いてくれず、口頭注意で済ませたようだった。
そのせいでいじめはよりエスカレート、先生の見ていないところでより大胆に虐められるようになった。
再び先生に相談しようにも証拠がなく、加害者側のやってませんという言葉を受けてそれで済まされてしまった。両親から学校に伝えてもらってもあまり改善されているようには感じられない。
周囲に味方のいない私はどうすればいいのだろうか?

11/20/2024, 12:38:31 PM

私には決して誰にも渡すことのできない大切な大切な宝物が存在する。それはとある1枚のハンカチだ。
といってもそのハンカチを本来の何か拭くために使うということはない。
そのハンカチには中学時代の友人からのメッセージが書かれているからだ。受験が佳境を迎えた時当時通っていた塾の先生が共に受験という強敵と戦う同士として生徒間の結束を強くするために書かせたのだ。それを私は活用して当時の仲の良かった同級生にも書いてもらったのだ。そのおかげでこれはこの世にふたつと無い私だけの応援メッセージ付きハンカチとなったわけだ。
思えば随分と長い付き合いになったものだ。
高校時代は毎日お守り代わりにクリアファイルに入れて持ち歩き、卒業後に引越した時にも忘れずに新居に移した。
この宝物を失う時それ即ち私が人としての心を失った時である。そう信じている。

11/17/2024, 12:23:24 PM

冬になったら部屋が広くなる。といっても別に引越しをしたり断捨離をしたりする訳では無い。ならなぜ広くなるのか。それは衣替えが完了するからだ。最近は暑い日と寒い日がバラバラにやってきている。ある日は上は半袖で出かけても全く問題ない程の気温の高さを記録し、ある日は出かける時には長袖長ズボンにさらにもう1枚羽織ることができるものが欲しくなる。夜も綿毛布1枚でちょうど良く寝ることができる日もあれば毛布にくるまっていなければ寒くて寝れない日もある。
そんなことから現在タンスの中には冬服がその多くのスペースを埋めながら、その外に夏服がいくつか置かれている状態が続いている。早く需要が無くなれば圧縮袋に入れるなり衣装ケースに入れるなりして押し入れの中にしまってしまえるのだが。
とはいえもう11月も半ば、そろそろ本格的に冬になってくれることだろう。そう信じて今日も少しだけ普段より狭くなった部屋で暮らしている。

11/15/2024, 12:36:45 PM

近所で子猫が産まれた。数ヶ月前に野良猫がよく賑やかに騒いでいるなと思っていたのだが、気がついた時には聞こえてくる声に幼い猫の小さな声が混ざるようになっていた。
別に子供が産まれることそれ自体には何ら問題ないのだが、本当の問題はそれに伴う母猫の凶暴化だ。四六時中どんな時でも何かが近くに来ると警戒するのか低い唸り声をあげている。これがなんとも言えないくらい不気味で時に眠りを妨げてくることすらあるのだ。
ある時は鳴き声がよく聞こえると思ってベランダから外を覗いたらブロック塀の上にいる母猫がこちらをじっと値踏みするかのように見つめていたなんてこともあった。
こちらから手を出しさえしなければ問題ないとは分かっていても少々及び腰になってしまうのは避けられないことでもある。
とはいえある程度時間が経てば落ち着くはず、そう信じて暮らす毎日である。

11/13/2024, 12:37:05 PM

お世話になった先生の異動がきまった。覚悟はしていたことだった。既に何年もこの学校に勤めていて去年の時点で「来年はいないだろうから」といって笑っているような先生だったからだ。
とはいえそう言ってたからといって喪失感が薄れる訳では無い。とても良い先生で教え方は丁寧で分かりやすく、クラス内でトラブルがあった時には即座に動いて対応してくれるような先生だった。その影響か他クラスからも相談を持ちかける生徒が多発していたのも見てきた。
退任式の日、最もお世話になった人間として私が花束を渡す係を務めることになった。その場では感極まって泣いてしまったが最後にキチンと想いを伝えることができたから後悔はしていない。
しかしそこで先生が言っていた「また会いましょう」という言葉の意味はしばらくの間分からないままだった。
当然暫くは喪失感が無くならないままだったが
そこから数ヶ月後、最後の夏の大会で対戦相手となった学校のベンチには、なんとあの先生が座っていた。
挨拶に行った私に向かって先生は笑って言った。「だから言ったでしょう、また会いましょうと」

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